女優「杏」さんが100万冊の本屋で選んだ|今読みたい本 厳選17冊

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ココイイ-暮らし-100万冊
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大型の本屋さんにはたくさんの本があります。100万冊以上はあるかもしれません。
その中から厳選した17冊のおすすめの本女優の「杏」さんが紹介してくれていました。

私も皆さんも同じと思いますが、「たくさんの本は読みたい。だけどどんなものがいいのか分からない」ですよね。

本好きな人

でもせっかくなら「いい本」が読みたいので、そんな時にはセンスの高い人が選ぶ本を選んでみればいいと思います。

今回、YouTubeの自チャンネルでセンスが高いとウワサの女優の「杏」さん屋にある100万冊以上の本から選んだ17冊を紹介してました。

どんなものを選んでいたか、コミックから文庫まで「杏」さんが選んだ厳選17冊をご紹介しますね。

ファッション・料理・インテリア・書籍・マンガのセンスでは評価の高い女優「杏」さんおすすめの本を読みたい人は多いと思います。

今回はYouTube内で紹介していた本屋100万冊からのおすすめ17冊の内容が良かったので書き記しました。
興味あるタイトルや内容があればリンクから検索して入手してみるのもいいかもしれませんね。

それでは、杏さんが選んだ本屋100万冊からのおすすめ17冊どうぞ。

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目次

「杏」さんが紹介する「本屋100万冊からのおすすめ」17冊

引用:杏Official Site
本好きな人

杏さんが選んだ本屋100万冊からのおすすめ17冊 はこちらになります。


① SPY×FAMILY

本好きな人

スパイの父、殺し屋の母、超能力者の娘による偽装家族のホームコメディ作品

引用:Amebaマンガ
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作者遠藤達哉
雑誌名「少年ジャンプ+」集英社
リリース2019年
内容既刊10巻
『SPY×FAMILY』は、遠藤達哉による日本の漫画。

赤の他人だったスパイの男、殺し屋の女、超能力者の少女が「仮初の家族」を築き、「家族としての普通の日常」を送るために日々のトラブルと奮闘するホームコメディ。
あらすじ東西の間に鉄のカーテンが下りて十余年、隣り合う東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)の間には仮初の平和が成り立っていた。

西国から東国に送られた凄腕スパイ・黄昏は、東西平和を脅かす東国の政治家ドノバン・デズモンドと接触するため、偽装家族を作ってデズモンドの息子が通う名門イーデン校に養子を入学させる任務オペレーション〈梟〉(ストリクス)を命じられる。

黄昏は精神科医ロイド・フォージャーを名乗り、養子を探して孤児院で少女アーニャと出会う。

その矢先、2人はヨル・ブライアという女性と出会う。
彼女は公務員をする傍らいばら姫のコードネームで密かに殺し屋をしていたが、婚期の遅れを周囲に揶揄され、他人の注目を避けるために形式上の恋人を探していた。


恋人役を探していたヨルと、妻役を捜していたロイド、そして「わくわく」を求めるアーニャの利害が一致し、3人は互いに素性を隠しつつ、即席の家族としての生活をスタートさせる。
引用:Wikipedia

面白いのは、偽装家族という設定の中で父と母はお互いの素性を知っていないのに、娘のアーニャだけが超能力を使って全てのことを知っている事
「自分がこの家族をうまくコントロールせねば」とあまりにも噛み合わない行動を一生懸命続ける姿を見るのが楽しくて仕方がない。是非読んでほっこりしてください。


② 戦争は女の顔をしていない

本好きな人

ノーベル文学賞受賞作家の主著をコミカライズした作品

引用:Amebaマンガ
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作者小梅けいと、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ、速水螺旋人
雑誌名「ComicWalker」KADOKAWA
リリース2019年
内容既刊3巻
戦争は女の顔をしていないは、2015年にノーベル文学賞を受賞したスヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチによるノンフィクション。

2019年に小梅けいと作画でコミックとして出版された。
あらすじ「一言で言えば、ここに書かれているのはあの戦争ではない」

500人以上の従軍女性を取材し、その内容から出版を拒否され続けた、ノーベル文学賞受賞作家の主著。
引用:Wikipedia

ソ連の戦争は女性だからと言って特別な配慮はされず、兵役は男女関わらず来るんだと分からせた内容。
戦争から生き残った女性の生の声で出来たこの内容はとても衝撃的と言える。
自ら志願して戦争に参戦した女性の胸の内を考えると涙が出てくる部分もある。


③ ベルセルク

本好きな人

作者が亡くなられましたが、【漫画家:森恒二が監修しアシスタントさん達の作画】での連載再開が発表されました。

引用:Amebaマンガ
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作者三浦建太郎
雑誌名「ヤングアニマル」白泉社
リリース1989年
内容既刊41巻
ベルセルクは、三浦建太郎による日本の漫画。

中世ヨーロッパを下地にした「剣と魔法の世界」を舞台に、身の丈を超える巨大な剣を携えた剣士ガッツの復讐の旅を描いたダーク・ファンタジー。
あらすじ身の丈を超える巨大な剣や大砲を仕込んだ義手など様々な武器を手に、ひとりゴッド・ハンドを探し出す旅を続ける「黒い剣士」ガッツ

行き掛かり上共に旅をすることになった妖精パックと共に、各地で人々を脅かしている使徒を追い、狂戦士のような戦いを繰り広げる。
引用:Wikipedia

残念ながら作者が病気で亡くなってしまったが、まだまだ続いていてほしかったと思わせる内容だった。
中世のダークファンタジーストーリーもさることながら、作画の表現の細かさ大胆な描写が芸術作品と言ってもいいぐらいのレベルです。


④ 7SEEDS

本好きな人

天変地異が起こった世界が舞台の近未来サバイバルストーリー

引用:Amebaマンガ
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作者田村由美
雑誌名「フラワーコミックス」小学館
リリース2001年
内容全36巻
7SEEDSは、田村由美による日本の漫画。
あらすじ学者たちによって、「近い将来、巨大天体が降り地球は様々な災害に見舞われ、恐竜が滅亡した時と同じような状態になるであろう」と予測されたことから、人類の滅亡も危ぶまれるこの事態に、各国首脳らが極秘会議を重ねた結果、「7SEED’」と呼ばれるプロジェクトが誕生した。

それは、若く健康な人間を選んで冷凍保存し、地球が災厄に襲われている間眠らせ続け、やがて人が住める状態になったとコンピューターが判断した時に自動解凍を行い放出するというものである。

人類の種を災厄が過ぎ去った後の世界にも残そうという壮大な計画であった。
引用:Wikipedia

人類が滅亡した後の世界で再度生きるには、とてつもない絶望に対抗せねばならない。
絶望しか残っていない世界で生き続けるためにはキレイごとでは済まない事もたくさんやらなければならないのだろう。 過酷な事を乗り越えて生きていく事をこの漫画では表現している。
近い将来、もしかするとこのような世界になるかもしれない・・・と想像させるような作品を作る田村先生ってすごいなぁ。


⑤ ミステリーと言う勿れ

本好きな人

菅田将暉主演でドラマ化された作品

ミステリーと言う勿れ
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作者田村由美
雑誌名「月刊flowers」小学館
リリース2016年
内容既刊11巻
ミステリと言う勿れは、田村由美による日本の漫画。
あらすじ冬のある日、大学生の久能整はアパートを訪ねてきた大隣警察署の刑事たちに、大学の同回生で高校の同窓である寒河江が殺害された一件で、警察署に同行され任意で取り調べを受ける。

寒河江は昨晩10時ごろ、久能に似た人物と口論していたのが目撃されたという。久能は犯行をきっぱり否定し、疑う藪警部補たちのもとへ毎日聴取に通うことになる。

反抗期の娘に悩む乙部巡査、先輩らの圧力を原因に伸び悩む風呂光巡査、妊娠中の妻の態度に苛立つ池本巡査、かつて起こった冤罪事件に囚われている青砥巡査部長は久能の独特の思想や語り口に次第に興味を惹かれていく。
引用:Wikipedia

主人公の屁理屈とも言える語りは、物事の本質を見抜いていて、推理モノとしても面白い作品。
他人の事を問いている内容にもかかわらず、「じゃあ自分はどうなんだ?」と自らの人生にも問いかけてしまう主人公の言葉は、読んでいる自分の心に何かを問いかける。
相も変わらず、田村先生の作品は心の奥の何かを問いかけてくれるものとなっていて読んでいて楽しい


⑥ カッラフルなエッッブリデイ

本好きな人

Twitterで話題の爆笑コミックエッセイ

引用:amazon
作者むめい
発行元KADOKAWA
内容カッラフルなエッッブリデイは、むめいによるエッセイ。
あらすじ生きるってバカバカしくて 愛おしい。
泣くほど笑えるコミックエッセイ。

「アホな小学生が学校にマニキュアしていったら…」
「はじめてワキ毛が生えた話」
「メロンパンフルスイングするフィリピンの母ちゃん」
「親戚のお子と恐怖のお人形ごっこ」など、


幼少期の思い出日常の気まぐれなエピソードをカラフルに、へたくそだけど伸び伸びと明るく描く。

Twitterで次々とバズっている彗星のごときニュースターの爆笑コミックエッセイ。

※もう長いこと涙を流して笑っていない人にオススメです。
引用:amazon

どうでもいい日常の出来事を延々とつづった下手オモロ漫画がこれ。
どうでもいい事なのにこだわる気持ちってみんなにもあるはず。
それを形にしてくれている感じがこの漫画ではありますよね。
何も難しい事を考えて本を読む事ばかりが自分の為になる訳ではないのだね。単純に笑おう


⑦ あたらしい洋食器の教科書

本好きな人

美術様式と世界史から楽しくわかる陶磁器の世界

引用:amazon
作者加納亜美子、玄馬絵美子
発行元翔泳社
内容あたらしい洋食器の教科書は、加納亜美子、玄馬絵美子による著書。
あらすじ華麗なる洋食器の世界
初心者でもわかりやすい入門書


マイセンやウェッジウッド、ヘレンドなど、百貨店などの洋食器売り場で目にし、一度は聞いたことのある方も多いでしょう。
美しいシェイプや繊細な絵付けが施された洋食器は
小さな美術品ともいえる憧れの器です。


美しい器には、じつは様々な美術様式歴史が隠れています。例えば

●アウガルテンにつながるウィーン窯を支援したハプスブルク家
●マリー・アントワネットが愛したセーヴル窯
●英国で唯一「ロイヤル」と「クラウン」を冠するロイヤルクラウンダービー
●日本の天皇家御用達の大倉陶園


など、王侯貴族たちの波乱万丈の人間ドラマ

人物だけでなく、フランス革命やナポレオン戦争、第一次世界大戦など、大きく歴史が動く時には新しい食器デザインが生まれてきました。

食器や「やきもの」の基本から、世界の洋食器ブランドの紹介、映画や文学作品と洋食器の関係まで盛りだくさんの内容です。

洋食器を「見て」「知って」「使う」ための、まさに「新しい教科書」です。
引用:amazon

和洋食器を百貨店で販売していた時期もあったけど、洋食器の世界なんて歴史からさかのぼって知識を持とうなんて考え方は当時なかったですね。
でも改めて内容を見ると、世の中に「この世界」にハマる人がいるのも良く理解できます。
美術的な見方世界史的な見方、洋食器にはどちらも兼ね備えた面白さがあると発見できる一冊がこの「あたらしい洋食器の教科書」ですね。


⑧ 川瀬巴水作品集

本好きな人

川瀬巴水の版画作品をほぼ網羅した1冊です。大正・昭和のモダンな風景画が好きな一冊。

引用:amazon
作者清水久男
発行元東京美術
内容川瀬 巴水は、日本の大正・昭和期の浮世絵師、版画家。

衰退した日本の浮世絵版画を復興すべく吉田博らとともに新しい浮世絵版画である新版画を確立した人物として知られる。

近代風景版画の第一人者であり、日本各地を旅行し旅先で写生した絵を原画とした版画作品を数多く発表、日本的な美しい風景を叙情豊かに表現し「旅情詩人」「旅の版画家」「昭和の広重」などと呼ばれる。

アメリカの鑑定家ロバート・ミューラーの紹介によって欧米で広く知られ、国内よりもむしろ海外での評価が高く、浮世絵師の葛飾北斎・歌川広重等と並び称される程の人気がある。
引用:wikipedia

まだ作品中数枚しか見ていないので偉そうには言えないのだが、版画で「風情を醸し出すこと」が出来るのに驚いた。 じーっと作品を見ているだけでいつまでも楽しめるものというのは、こういう作品なんだと素人ながら感心した。
美術に興味を持って、まず作品集を一つ手に入れるならばこの「川瀬巴水作品集」が最初になるかも。


⑨ パリの幼稚園のフランス語ノート

本好きな人

フランス語初心者の母によるフランス語を身近に感じられる1冊

引用:amazon
作者森田けいこ
発行元三修社
内容パリの幼稚園のフランス語ノートは、森田けいこによる書籍。
あらすじ豊富なヴィジュアルでパリの空気を感じながら、フランス語を気軽に楽しもう!

フランス語初心者ママンが、子どもとともに綴った本書には、「フランスでは当たり前に使うけれど、日本ではあまり触れる機会がない」フランス語筆記体や話し言葉、幼児語などの素材を豊富に盛り込みました。

お絵かきや工作、園のおたよりやパーティーの招待状、覚えたてのフランス語で話す1日の出来事など、幼稚園児に身近な単語から、短い文章まで。シンプルなフランス語とともに、小さなパリっ子たちの12か月がぎゅっと詰まっています。

そばに置いて気ままに楽しめる、フランス語を身近に感じられる1冊です。
引用:amazon

フランスで暮らす事に憧れはあるけれど、やっぱり言葉や生活の壁が大きくて・・・と考える人に、まず入門編として読まれているのが、パリの幼稚園を通したストーリーで日常の生活を想像させやすいこの「パリの幼稚園のフランス語ノート」だそうです。
本のデザインも素敵で、読んでいると自分がフランスの生活をしている感覚になるのが楽しいですね。


⑩ わかったさんのおかしシリーズ

本好きな人

ゆかいなお話しとお菓子の作り方が一冊で楽しめる本

引用:楽天ブックス
作者寺村輝夫、永井郁子
発行元あかね書房
内容わかったさんのおかしシリーズは、寺村輝夫、永井郁子による書籍。
あらすじファンタジーの世界で楽しいおかし作り

ゆかいなお話おいしいお菓子の作り方が一冊で楽しめる好評シリーズ。

クリーニング屋さんのわかったさんが、配達の途中でまきこまれる不思議な世界。

お話のなかに、お菓子作りのカギがあり、巻末には、作り方の実際をわかりやすく解説しています。
引用:公式サイト

子供と一緒に楽しんでお菓子作りをするのに最適なのがこの「わかったさんのおかしシリーズです。
「クッキー」「シュークリーム」「ドーナツ」「アップルパイ」「ホットケーキ」「プリン」「アイスクリーム」「ショートケーキ」「クレープ」「マドレーヌ」
などたくさんのおかしを楽しく作れるので、ぜひ一家にワンセット欲しい本ですかね。


⑪ パンケーキの教科書

本好きな人

キレイに美味しくモチモチと焼きたい。そんな人はこれで作ってみては。

引用:楽天ブックス
作者藤原せりか
発行元河出書房新社
内容パンケーキの教科書は、藤原せりかによるレシピ本。
あらすじ人気のパンケーキを真においしく作るためのテクニックブック決定版。

材料、道具選びと生地作りのポイント、トッピングテクニックまで、パンケーキの達人が豊富な写真とレシピ例で詳説。

お店みたいに作れるパンケーキレシピの技法書、決定版!

パンケーキのプロがコツと失敗しがちポイントを写真付きで詳しく解説。

パンケーキ作りのためだけに開発した極秘テクニック、よりおいしく作るための裏技が満載です。

道具や素材の見極め方から、しっとり(ベーシック)ふわっふわ(スフレ)サクサク(ビーガン)と食感違いの3つの生地の作り方を網羅。

アレンジ例ではパンケーキならではの映える盛り付けや演出法、カフェで人気のメニューまでを豊富にご紹介。

サクサク生地は動物性食材を使わないヴィーガン対応のパンケーキも解説。

究極のパンケーキ、ワンランクアップしたおいしさを目指す人必読のバイブルです。
引用:河出書房

パンケーキは、外で食べたら「ふっくら」しているのに家では「ぺったんこ」になる。
単純にお店と同じレベルのパンケーキを家でも作りたくなったのでこの本を選んだ。
おかげでオーソドックスな「ふっくら」パンケーキが作れるようになった。
あとは、本に載っているいろんなレシピを試すだけ。
なんて簡単なレシピ本。それがこの「パンケーキの教科書」です。

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⑫ お柳、一途 アラミスと呼ばれた女

本好きな人

男装の通訳の数奇な運命を描いた小説

引用:楽天ブックス
作者宇江佐真理
発行元朝日文庫
内容お柳、一途 アラミスと呼ばれた女は、宇江佐真理による小説。
あらすじ肥前長崎の出島で通訳として働く父から英語やフランス語を習うお柳。

女人禁制の職業に憧れるお柳は、釜次郎(のちの榎本武揚)と出会う。

攘夷運動、大政奉還、戊辰戦争から明治維新へ。

実在の女性通詞の生涯を描いた感動の長編時代小説。
引用:amazon

女性が世の中の矢面にまだまだ立てない時代に、自分の強い思いを持って通訳となった女性の生き様を書いた作品がこの「お柳、一途 アラミスと呼ばれた女」です。
女人禁制の時代に、男の恰好をしてまで社会に飛び込んだお柳の人生に共感する一冊です。


⑬ 終わらざる夏

本好きな人

「戦争」の理不尽さを描いた歴史的大作

引用:楽天ブックス
作者浅田次郎
発行元集英社文庫
内容終わらざる夏は、浅田次郎による歴史小説。
あらすじ玉音放送後に起きた「知られざる」戦い

妻と息子と、アメリカへ移住する夢を抱いていた片岡に赤紙が届いた。

片岡とその家族の物語を軸に、日本とソ連の兵士達や市民など重層的な視点で、戦争の理不尽生きる意味を問う渾身の作。
引用:公式サイト

ロシアの最南端までもが日本の領土だった時代に、召集令状によりその現地に行かされる。
現地には同じように招集された老若男女の事情の異なる人間が集められているが、戦争中は全ての人間が自由が許されない中での生活が強いられる。
納得いかない事理不尽な事をたくさん抱えて生きていくその様を、読みながら「戦争」と言うものを少しづつ理解していく自分がいる。そんな理不尽な戦争を書いた小説がこの「終わらない夏」です。


⑭ つむじ風食堂の夜

本好きな人

食堂に集う人々の懐かしくも清々しい物語

引用:楽天ブックス
作者吉田篤弘
発行元ちくま文庫
内容『つむじ風食堂の夜』吉田篤弘が書いた小説。
あらすじ月舟町にあるどこか妙に懐かしい雰囲気のつむじ風食堂は、毎晩常連客でにぎわっている。

雨降りの研究をしている「私」はある晩その食堂の席に着き、帽子店を営む桜田さん「二重空間移動装置」という名前の万歩計を売りつけられる。

その様子を、売れない舞台女優の奈々津さんは、あきれ顔で眺めていた。
引用:wikipedia

「つむじ食堂」に集う常連さんのやり取りがなんとも言えない日常を感じさせます。
突拍子もないことが起きる訳でもなく、「つむじ食堂」という狭い世界での主人公や女優や帽子屋や果物屋の素朴なやり取りが何とも心地良い読みごこちを生んでいます。
少し不思議な世界に浸りたい人にはピッタリなのがこの「つむじ風食堂の夜」です。

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⑮ ことばの食卓

本好きな人

食べ物に関する昔の記憶や思い出を綴ったエッセイ集

作者武田百合子、画:野中ユリ
発行元ちくま文庫
内容『ことばの食卓』武田百合子が書いたエッセイ集。
あらすじなにげない日常の光景やキャラメル、枇杷など、食べものに関する昔の記憶思い出を感性豊かな文章で綴ったエッセイ集。

【目次】
枇杷
牛乳
続牛乳
キャラメル
お弁当
雛祭りの頃
花の下
怖いこと
誠実亭
夏の終り
京都の秋
後楽園元旦
上野の桜
夢、覚え書

引用:公式サイト

普段、何気なく使っている「ことば」だが、この本を読んでみて気づいたのは「ことば」には思い出がまつわるものだということ。 この作者はその「ことば」の思い出が「食べ物」にあり、それは必ずしもいい思い出ばかりではないという事。
それエッセイとしてまとめたのがこの「ことばの食卓」と言う本です。

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⑯ 木に学べ 法隆寺・薬師寺の美

本好きな人

宮大工の技術や心構え、堂塔にまつわるエピソードが語られています。

引用:楽天ブックス
作者西岡常一
発行元小学館文庫
内容『木に学べ: 法隆寺・薬師寺の美』西岡常一が語りおろした本。
あらすじ法隆寺金堂の大修理、法輪寺三重塔、薬師寺金堂・西塔などの復元を果たした最後の宮大工棟梁・西岡常一氏が語り下ろした、1988年発刊のベストセラー、待望の文庫化。

宮大工の祖父に師事し、木の心を知り、木と共に生き、宮大工としての技術と心構え、堂塔にまつわるエピソード、そして再建に懸ける凄まじいまでの執念を飄々とした口調で語り尽くす。

一つ一つの言葉には、現代人が忘れかけた日本文化の深奥がひしひしと伝わってくる。
引用:小学館

やはり一つの事を極めている人の言う事は違う。
過去の建築物を元に学びを説くのだが、あまりにも先人のやってきたことに対しての学びが大きすぎて圧倒されるのがこの「木に学べ 法隆寺・薬師寺の美」です。
これだけ国内には実在するたくさんの建築物があるのだから、今後は色んな建築物をしっかり観察して学びたいと思う。


⑰ 砂の女

本好きな人

安部公房の代表的作品で映画化もされています

引用:楽天ブックス
作者安部公房
発行元新潮文庫
内容『砂の女』は、安部公房の書き下ろし長編小説。
あらすじ海辺の砂丘に昆虫採集にやって来た男が、女が一人住む砂穴の家に閉じ込められ、様々な手段で脱出を試みる物語

不思議な状況設定を写実的に表現しながら、砂の世界からの逃亡失敗を繰り返していた男がやがて砂の生活に順応し、脱出の機会が訪れても逃げない姿に、市民社会の日常性や、そこに存在する人間の生命力の本質と真相が象徴的に描き出されている。
引用:公式サイト

「砂」の怖さを最高に引き出しているのがこの「砂の女」だと思います。
「砂」を利用した「砂の家」の怖さ、その家に住む「砂の女」、そこに閉じ込められる主人公の男。
脱出しようにも出来ない、何度も脱出する事を試みていた気持ちもいつしか無くなってしまう「砂」に囲まれた世界がこの現実の世界の小さな縮図を見ているような気がしてゾッとします。

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最後に:センスのいいひとが選んだ本を読んでみよう

いかがでしょうか。

YouTubeの「杏チャンネル」でやっていた本屋100万冊からのおすすめ」17冊の厳選作品。

今回、17タイトルの本をご紹介しましたが、「へぇ~、こんな世界があるんだ・・・」って内容の雑学知識になった本がほとんどでレベルの高さに感心した本が多数でした。

今回はセンスの高い女優「杏」さんが選ぶ厳選された作品を見て「さすがだなぁ」と感心しました。

また他の違う「おすすめ本」も読みたくなってくるような内容でしたね。

本好きな人

今は、気に入った本が読みたければ本屋に走らなくても、ネットですぐに手に入れるのでとても便利ですよね。
毎日の忙しい最中、本屋でじっくり探すのも大変ですので家まで配達までしてくれるうれしい限りです。

杏さんがチョイスしている「厳選の本」はどれも面白いのですが、他にも色んなジャンル・色んな方のおすすめする良い本がありますので、よかったらそちらの記事も読んでみてください。

きっと私やあなたの知らない「やみつき」になる本があると思いますよ。

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今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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