実は漫画好きの女優の「杏」さん。
YouTubeチャンネルで「自宅の本棚にあるオススメの漫画」を紹介していました。
私も皆さんも同じと思いますが、「漫画なら私はこれが外せない!」というものってあるでしょう。

「自分の知らない未開拓の漫画。他の漫画好きがおすすめするコミックを読んでみたい」と考えたことありませんか?
今回、YouTubeの自チャンネルでセンスが高いとウワサの「杏」さんが自分のイチオシ漫画を紹介してました。
そこで「杏」さんが選んだ19タイトルをご紹介しますね。
ファッション・料理・インテリア・書籍・マンガのセンスでは評価の高い女優「杏」さんのおすすめの本を読みたい人は多いと思います。
改めて番組内でやっていた内容を書き記しましたので興味あるタイトルや内容があればAmebaマンガリンクから検索して読んでみるのもいいかもしれませんね。
また手元に「紙の単行本」を残しておきたい漫画は絶版本にならないうちに購入しときましょう。



どんな漫画の読み方するのがお得?
参考に【私の最強の漫画入手ルーティーン】をお書きしておきます。
見つけた! 最強の漫画入手ルーティーンはコレ


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▶ 是非この方法で好きな漫画をゲットしてください。
最良の入手方法としては、【無料試し読み】⇒【マンガアプリで購読】⇒【単行本まとめ買い】の段階を経て漫画を楽しむのが一番いいと思います。



それでは、「杏さんがおすすめする漫画19作品」どうぞ。
「杏」さんが紹介する「おすすめの漫画」19タイトル





杏さんが選んだ「おすすめの漫画」19タイトル はこちらになります。
①「乙嫁語り」



19世紀の中央アジアが舞台。繊細で緻密な画が魅力的な作品
作者 | 森薫 |
雑誌名 | 「青騎士」KADOKAWA |
リリース | 2008年 |
内容 | 既刊14巻 『乙嫁語り』は、森薫による日本の漫画。 |
あらすじ | 美貌の娘・アミル(20歳)が嫁いだ相手は、若干12歳の少年・カルルク。 遊牧民と定住民、8歳の年の差を越えて、ふたりは結ばれるのか・・・。 『エマ』で19世紀末の英国を活写した森薫の最新作はシルクロードの生活文化。 馬の背に乗り弓を構え、悠久の大地に生きるキャラクターたちの物語。 |
#乙嫁語り 14/ #森薫
— たるたる@読書垢 (@MiyabiTale) October 21, 2022
この漫画は、細密画のような細かさや当時の文化習俗に則った話が非常に興味深くて、待ちに待った新刊です。
今巻からは新シリーズの馬競べでの取嫁話。ロシアの侵略に草原の民や町の民が連合していく時代のうねりと共に描かれるそれはダイナミックで美しい。#漫画 #読了 pic.twitter.com/4Sd5kscZDy
遊牧民はこんな暮らしをしているのだと勉強になる漫画かも。
動物、建物、インテリア、ファッションなどに至るまで細かく描写されていて、美しい絵が読んでいて心地いい、そんな漫画がこの「乙嫁語り」です。
宗教や民族の独自性の表現も素晴らしく、どの年代の人にも好まれる内容になっているのがいいですね。
②「Artiste」



パリのレストランで働く気弱な青年を描くお仕事青春ストーリー
作者 | さもえど太郎 |
雑誌名 | 「月刊コミックバンチ」新潮社 |
リリース | 2016年 |
内容 | 既刊8巻 『Artiste(アルティスト)』は、さもえど太郎による日本の漫画。 |
あらすじ | パリのレストランで働く気弱な青年・ジルベール。 雑用係として、毎日皿を洗い続ける平凡な日々を送る彼だったが、陽気な新人・マルコとの出会いによって、世界は変わり始める。 気鋭の新人が全霊で描く、すべて人々に贈るお仕事青春ストーリー。 |
『Artiste(3)』読んだ。ある能力に特化した気弱な料理人を主人公にしたパリが舞台のレストラン物語。キャラクタに重点を置いた作品だと今更気づく。そのキャラクタを魅力的に見せるための物語構成は今巻も巧み。画面も情報が整理されて大変読みやすい。ホントに漫画が上手い作家さんだなぁ。オススメ。 pic.twitter.com/Xc3320dGoG
— さつま (@satsuma0122) April 15, 2018
フランスのレストランで働く主人公が、様々な人間と出会う事で成長していく漫画がこの「Artiste」。
料理を作ることがメインの漫画として読んでいる中で、周りの人たちとのコミュニケーションを図る姿がほっこりとさせてくれるそんな漫画ですね。
③「不滅のあなたへ」



不老不死の主人公「フシ」と様々な人々の出会いと別れを描いた作品
作者 | 大今良時 |
雑誌名 | 「週刊少年マガジン」講談社 |
リリース | 2016年 |
内容 | 既刊18巻 『不滅のあなたへ』は、大今良時による日本の漫画。 |
あらすじ | 観察者によって、地上へ「球」が投げ込まれた。 その「球」はありとあらゆるものの姿をうつし変化することができる。 「それ」は石、コケへと姿を変え、南方から現れたレッシオオカミへと姿を変える。 あてもなく歩き続けると、一人の少年に出会う。 雪に包まれ、地平線がどこまでも続く世界で少年は一人で生活していた。 少年は豊かな土地に夢を馳せ、旅を始めるも挫折。 志半ば命が尽きる。 「それ」は少年の姿を獲得し、あらゆる刺激を求め、歩きはじめた。 その様子を、観察者は常に俯瞰していた。 |
久しぶりに漫画を買ってしまった。
— アンドロイドのお姉さん SAORI (@saotvos) August 30, 2018
「不滅のあなたへ」
面白すぎて泣きすぎて、、、
共感したいからめっちゃ人にオススメしたい。#さおりのオススメ pic.twitter.com/mBYo9hJALE
「生」と「死」という、かなり壮大なテーマの漫画になっているのがこの漫画「不滅のあなたへ」です。
主人公が人間だと思ってましたが、この漫画の主人公は「球」のフシのようです。フシと言う名前の主人公からは、「生」と「死」が何なのかを考えさせられるストーリーが進みます。
人類がいまだに理解できない「生」と「死」についてこの漫画を読んで考えてみるのもいいかも。
④「まんが道」



漫画家という夢に向かって成長する姿を描く藤子不二雄Ⓐの自伝的作品
作者 | 藤子不二雄Ⓐ |
雑誌名 | 「週刊少年キング」少年画報社 |
リリース | 1989年 |
内容 | 全25巻 『まんが道』は、藤子不二雄Ⓐによる日本の漫画。 |
あらすじ | 大長編であり、年代順に「あすなろ編」「立志編」「青雲編」「春雷編」「愛…しりそめし頃に…」となっている。 富山県高岡市の定塚小学校に転校してきた主人公の満賀道雄(まが みちお、作者藤子不二雄?自身がモデル)が、才野茂(さいの しげる、藤子・F・不二雄がモデル)と出会い、漫画を通して意気投合し、同人誌を出したり漫画雑誌に合作を投稿したりしながら、ついにプロ漫画家としてデビュー。 その後、「満才茂道(まさい しげみち、藤子不二雄がモデル)」として活躍するまでを描く。 |
最近寝る前に久しぶりに「まんが道」を読み返しています。藤子先生に憧れ中高と一緒に漫画を描いていた今は亡き親友K君のことやあの頃のいろいろな思い出がよみがえってきます。。それはそうと立山新聞社時代の話はラジオ欄の失敗が辛すぎてできれば読み飛ばしたい(笑) pic.twitter.com/0nQZYd7Doh
— 樫本学ヴ (@vuvuvumanavu) February 12, 2022
藤子不二雄先生と言えば、だれもが知っている数多くの漫画を世に送り出している有名漫画家さん。
その藤子不二雄先生が2人でプロの漫画家になるまでの紆余曲折を描いた作品がこの「マンガ道」です。
有名な「トキワ荘」で出会う漫画家さんもそれぞれに個性が強く、それが数々の人気漫画を生み出す元になっているのだと、この漫画を読んで理解しました。
漫画家さんも同じ人間なのでいろんなことがあるんですね。
⑤「あしたのジョーに憧れて」



作者のアシスタント時代の実体験をもとに「漫画」の世界を描いた作品
作者 | 川三番地 |
雑誌名 | 「月刊少年マガジン」講談社 |
リリース | 2013年 |
内容 | 全3巻 『あしたのジョーに憧れて』は、川三番地による日本の漫画。 |
あらすじ | 故郷・青森を後にして巨匠ちばてつや先生に弟子入りした田中少年(川三番地)。 そこには想像を越えた驚きと感動の日々があった。 元ちばプロの川三番地先生が、アシスタント時代の実体験をもとに熱く描き下ろす素晴らしき「漫画」の世界。 |
川三番地先生の『あしたのジョーに憧れて』を読んでたらこんな時間になってしまった。これは漫画で描かれた「漫画の描き方本」だ。技術だけでなく心構えも教えてくれる。学生たちに猛烈に勧めたい作品。 pic.twitter.com/YDFcStbJ0s
— おおひなたごう☆『星のさいごメシ』全3巻発売中! (@gooohinata) August 18, 2015
いろんな有名な漫画家さんがちばてつや先生を尊敬してやまないというのは、この漫画「あしたのジョーに憧れて」を読むと理解できるかもしれない。
当時のアシスタントさんとして川三番地先生が懇切丁寧に漫画とは何であるか、どのようなテクニックがあるかを教えてもらった経験・思い出が何十年もたった今でも尊敬してやまないと言うところなのだろう。
⑥「薔薇はシュラバで生まれる―70年代少女漫画アシスタント奮闘記―」



レジェンド少女漫画家のもとでアシスタントをした作者の体験を描いた作品
作者 | 笹生那実 |
雑誌名 | イーストプレス |
リリース | 2020年 |
内容 | 既刊1巻 『薔薇はシュラバで生まれる』は、笹生那実による日本の漫画。 |
あらすじ | アシスタントが見た。名作誕生の瞬間。 美内すずえ先生、くらもちふさこ先生、樹村みのり先生、三原順先生、山岸凉子先生etc・・・、数々の名作を生み続けるレジェンドたちの元でかつてアシスタントをしていた著者の、とんでもなく貴重な体験を描いたコミックエッセイ。 美内先生との初対面と、想像を絶するシュラバ。 才能ある若き漫画家たちの知られざる努力とこだわり。 あの作品のあのエピソードの誕生秘話など、少女漫画好きなら身悶えする様なお話がたくさん。 若き先生方と若きアシスタントたちの、血と汗と涙と喜びの青春時代を綴ります。 |
美内すずえ、くらもちふさこ、樹村みのり、三原順、山岸涼子…数々のレジェンドの元でアシスタントをしてきた著者が描く創作秘話。その中で本人もデビューしたり。
— 清風堂書店 (@seifudosyoten) February 13, 2020
『薔薇はシュラバで生まれる 70年代少女漫画アシスタント奮闘記』(笹生那実)
エピソードごとにその漫画家のタッチに変わるのさすが。 pic.twitter.com/YPRnA2wjNf
有名な女性漫画家の先生が描いてきた「名作漫画」のお手伝いをしていたアシスタントさんの日常を描いた漫画がこの「薔薇はシュラバで生まれる―70年代少女漫画アシスタント奮闘記」です。
人気漫画家さんが当時どんなキャラクターだったのかを知るには最適の漫画です。
誰しも簡単に売れているわけではないんだなぁと思わせる、そんな漫画ですね。
⑦「からくりサーカス」



人形をめぐるダークファンタジーバトルアクション漫画。
作者 | 藤田和日郎 |
雑誌名 | 「少年サンデー」小学館 |
リリース | 1997年 |
内容 | 全43巻 『からくりサーカス』は、藤田和日郎による日本の漫画。 |
あらすじ | 遺産相続絡みで命を狙われる少年・勝と、人を笑わせないと死んでしまう病にかかった男・鳴海、そして勝を助けるためにからくり人形を操る女・しろがね。 三人の運命が交錯する時、「笑顔」の本当の意味が。 欧風熱血機巧活劇、ここに開幕。 |
漫画の名シーン
— Yu-min (@Yu_min5000) October 20, 2020
最初に思いついたのがからくりサーカスだったなぁー pic.twitter.com/C5smey877S
サーカスをテーマにした漫画は、数百年も過去にさかのぼっての壮大な物語となる。
「からくり人形」が「人間」と戦うこの漫画。単純に「戦い」を楽しむのもアリ。「少年の成長」を楽しむのもアリ。「サーカス」の世界を楽しむのもアリ。だと思いますね。
「うしおととら」の時からそうですが、藤田和日郎先生は独特なストーリーの中で臨場感を持たせた漫画を提供してくれて読者を惹きつけてくれます。この作品も傑作のひとつですね。
⑧「地球へ…」



未来の宇宙文明を舞台に描かれた竹宮恵子のSF作品
作者 | 竹宮惠子 |
雑誌名 | 「マンガ少年」スクウェア・エニックス |
リリース | 1977年 |
内容 | 全3巻 『地球へ…』は、竹宮惠子による日本の漫画。 |
あらすじ | 遙か遠い未来、ワープ航法を可能にした人類は、欠乏する資源を求めて宇宙へと飛び立つなか、一つの結論に到達した。 人間たちこそが地球(テラ)を窒息させると。 そして訪れた、特殊政府体制(スペリオルドミネーション)の時代。 性格一致、完全温厚、歩行整然、一糸乱れず。 エネルギーのぬけた顔が並ぶ中、ひときわ目立つ、エネルギーがありあまった不良児童・ジョミー・マーキス・シンにも「目覚めの日」が訪れようとしていた。 1977年の連載開始と共に大ブームを巻き起こした、冒険と感動の超大作SFコミックス『地球へ…』。 |
「ぼくの地球を守って」はまだ未読だけど、少年誌に熱中していた少年の頃、同時にコミックスで少女漫画も読んでいて、SFやオカルト関連のジャンルは実は少女漫画の豊富さと面白さに心奪われておりました
— 万乗 大智 (@jgdjgdjgd) March 29, 2021
「地球へ」や「ポーの一族」「11人いる」など本当に凄い名作が一杯あった
日本の漫画本当に凄い pic.twitter.com/5uY6CFg7Hw
このSF漫画が40年以上前に描かれていたのはスゴイことです。
旧人類と新人類ミュウの戦争状態が続く中、元通り全ての人類の共存が地球でできないかを模索する漫画それが「地球へ・・・」です。
壮大なSF漫画を読みたければこの漫画を読むべし。
⑨「プラネテス」



2070年代の宇宙を舞台にサラリーマンとして働く主人公の人間ドラマを描いた作品
作者 | 幸村誠 |
雑誌名 | 「モーニング」講談社 |
リリース | 1999年 |
内容 | 全4巻 『プラネテス』は、幸村誠による日本の漫画。 |
あらすじ | 時代は2070年代(2075年以降)。 人類は宇宙開発を進め、月面でのヘリウム3の採掘など、資源開発が商業規模で行われている。 火星には実験居住施設もあり、木星・土星への有人探査計画も進んでいる。 毎日、地上と宇宙とを結ぶ高々度旅客機は軌道上と宇宙とを往復し、宇宙ステーションや月面には多くの人たちが生活し、様々な仕事をしている。 しかし、長い宇宙開発の歴史の影で生まれたスペースデブリ(宇宙空間のゴミ。廃棄された人工衛星や、ロケットの残骸など)は軌道上にあふれ、実際にたびたび旅客機と衝突事故を起こすなど、社会問題となっていた。 また、地上の貧困・紛争問題は未解決のままで、宇宙開発の恩恵は、先進各国の独占状態にある。 このため貧困による僻みや思想的な理由付けによるテロの問題も、また未解決である。 主人公のハチマキは宇宙で働くサラリーマン。 主な仕事は宇宙のゴミ「デブリ」の回収作業。 いつか自分個人の宇宙船を所有することを夢みている。 ゴミ拾いは大事な仕事だと自分を納得させつつ、当初の夢と現実の狭間でこのまま現実を受け入れるか、それとも夢を追い求めるか思い悩む。 |
宇宙を舞台にした漫画「プラネテス」のタイトルは、古典ギリシャ語で「放浪者たち(plánētes, πλάνητες [ΠΛΑΝΗΤΕΣ])」という意味です。また、同じ語源のplanḗtēs (πλανήτης)「放浪者」は英語planet「惑星」の語源になっています。 pic.twitter.com/cmUwU0igxJ
— ラテン語さん (@latina_sama) January 29, 2022
主人公のハチマキやフィーなどの宇宙の回収業者と呼ばれる存在が、それぞれの心の弱さや苦悩を乗り越えて周りの人間と接していく様を描いたのがこの漫画「プラネテス」です。
人類が直面するであろう問題を数多く描かれたこの作品を是非読んでみるべしですね。
⑩「GREEN〜農家のヨメになりたい〜」



秩父地方の農村を舞台とした爆笑ラブコメディー漫画
作者 | 二ノ宮知子 |
雑誌名 | 「Kiss」講談社 |
リリース | 1998年 |
内容 | 全4巻 『GREEN〜農家のヨメになりたい〜』は、二ノ宮知子による日本の漫画。 |
あらすじ | 和子は、友人と行った秩父の山で出会った農家の跡継ぎ息子・誠に一目惚れし、半ば強引に農業の手伝いを始める。 しかし、誠のハートをゲットしようという不純な動機と農業に不慣れなせいで、和子は誠の友人・のぞみや近所の人たちを巻き込んでの騒動を引き起こす。 |
『しかし…結構嬉しかったな~ ワコちゃんがオレよりハーブ選んだこと』
— Zebra Lab (@Zeb_Lab) March 26, 2022
GREEN~農家のヨメになりたい~|二ノ宮知子
お互いより好きな“こと”を持ってて、互いにそういうところが好きで…一緒にいても退屈しない二人っていいな。
選択にブレがないキャラたちは気持ちが良いwww#漫画#推し ★ pic.twitter.com/IaPdUMUa5W
「農家の娘」と言う印象は、失礼ながら「我慢して畑仕事をする娘」のイメージだった。
でもこの漫画に出てくる娘は、農家の男性に下心で近づいて農業を始めたのはいいが思ったよりハマってしまったそんな娘の物語。
ハートフルでくすっと笑える漫画「GREEN〜農家のヨメになりたい〜」面白いので読んで。
⑪「ジャングル大帝」



白いライオンの主人公レオの成長を描いた手塚漫画の代表作
作者 | 手塚治虫 |
雑誌名 | 「漫画少年」学童社 |
リリース | 1950年 |
内容 | 全2巻 『ジャングル大帝』は、手塚治虫による日本の漫画。 |
あらすじ | アフリカのジャングルを舞台に、白ライオンのレオを中心とした一家3代とムーンライトストーンを巡って争奪戦を演じる人間たちの群像を描く大河ドラマ。 ジャングルの王として君臨していた白いライオン・パンジャは人間に捕らえられた妻・エライザを助けようとして銃弾に倒れた。 エライザを動物園に入れるため、人間たちが船で輸送する途中、エライザはパンジャの血をひく白い雄ライオン・レオを出産。 レオを動物園などに入れられる訳にはいかないと、エライザはレオを脱出させ、「ジャングルへ戻りなさい」と命じる。 その後、嵐に巻き込まれ船と共にエライザは沈んでしまう。 レオは心優しき人間のケンイチたちに助けられ、ジャングルへと戻る。 レオは人間たちの文化を活かしてジャングルを改革し、そこにいる仲間たちを守り、人間語も話せるようになる。 そして、ジャングルを荒らす人間たちと戦い、勝利、そして、幼なじみの雌ライオン・ライヤと結婚する。 |
オハヨー出版「ジャングル大帝」????
— ウラサワ カナ (@kana_09_07) April 29, 2021
新宿の古本市で買った一冊。子供の頃初めて買ってもらった漫画がジャングル大帝でした。絵は手塚先生ではないのだけれど、とてもステキ。
子供の頃パンジャがカッコ良過ぎて結婚したいと思っていたのは2人だけの秘密だよ!#0429掃除まとめ pic.twitter.com/4jL1vuYYXn
70年も前に描かれた漫画「ジャングル大帝」は、ジャングルの多様な動物の世界観をうまく使って「弱肉強食」のない平和な世界を描き出していて、それがいかに大事かを読者に伝える。
そしてそれは人間と動物の共存という種別の無い平和な共存をテーマにしているのが素晴らしい。
レオの生涯を通じて何らかを学ぶことができる。そんな漫画です。
⑫「のらくろ上等兵」



野良犬ののらくろが軍隊に入隊して昇進していく姿を描いた作品
作者 | 田河水泡 |
雑誌名 | 「少年倶楽部」講談社 |
リリース | 1931年 |
内容 | 全10巻 『のらくろ上等兵』は、田河水泡による日本の漫画。 |
あらすじ | 黒い雑種犬・のらくろが猛犬連隊に所属し、軍功を重ねて出世していく様を描いた戦争漫画。 田河水泡の代表作であり、キャラクター商品も多く発売された。 戦時中、日本軍からの指令で一時連載を打ち切るも、戦後にのらくろの職業を探偵と変えて連載を再開させている。 登場キャラクターは基本的に動物であるが、人間も登場する。 |
「のらくろ」のアバンギャルドでグラフィカルな装丁には目を見張る。田河水泡は前衛芸術家として出発し商業デザイナーを経て漫画家となった経歴をもつ。 pic.twitter.com/AuDGIwvlcD
— 江津匡士 (@japagajp) February 16, 2018
もう約90年も前の漫画なんですね。「のらくろ」って。
軍国である日本の時代の中で、人間を描いて生々しくならないように、野良犬を主人公として、軍隊をおもしろおかしく描いた作品は当時の子供に何にも勝る娯楽だったんでしょうね。
私も最後まで読みましたが、文字や言い回しが当時のもので読み解くのに苦労しましたね。
でも、ものすごくこの主人公の「のらくろ」のキャラクターに引き込まれ楽しめて読めましたよ。
⑬「ベルサイユのばら」



フランス革命前後のベルサイユを舞台に男装の麗人オスカルと王妃マリー・アントワネットらの人生を描いた作品
作者 | 池田理代子 |
雑誌名 | 「マーガレット」集英社 |
リリース | 1972年 |
内容 | 全9巻 『ベルサイユのばら』は、池田理代子による日本の漫画。 |
あらすじ | フランス宮廷、そこは世界一華やかで贅沢さを競い合うセレブたちの憩いの場。 時は18世紀、若き皇太子妃として、オーストリア・ハプスブルグ家よりマリー・アントワネットが嫁いでくる。 皇太子夫妻を護衛するのは、男装の麗人・オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ。 宮廷では愛くるしいアントワネットへと人気が集まるが、ルイ15世の愛人・デュ・バリー夫人が社交界を牛耳っていた…。 皇太子妃 VS 国王愛人で盛り上がるベルサイユ。 そして、対立はオスカルをも巻き込みやがて国際問題へと発展していき…。 類を見ない大ブームを巻き起こし、今なお世界中の人々を魅了してやまない不朽の名作。 |
ベルサイユのばら展行ってきました!
— yuu (@i_cecream2012) October 26, 2022
展示を見るにあたり久しぶりにベルばら全巻を読み直してみたのだけれど、こんなにも史実に沿って描かれていたのかとあらためて驚いた。
そしてこれが50年前、しかも少女漫画として世に出たというのがすごい。 pic.twitter.com/wrO3v62APN
いかにも「昭和の少女漫画」って感じの漫画「ベルサイユのばら」ですが、内容はしっかりとしていて、歴史上の真実がうまく魅力的なキャラクターを使って描かれているのが特徴的です。
当時の華やかな宮廷の隠された真実などがストーリー仕立てになっていて楽しめます。
でもやっぱり池田理代子先生が描く主人公のキャラクターが魅力的なので、いまだに世界中でこの漫画は大人気なんでしょうね。
⑭「栄光のナポレオン-エロイカ」



「ベルばら」の後の時代、ナポレオンの生涯を描いた作品
作者 | 池田理代子 |
雑誌名 | 「婦人公論」中央公論新社 |
リリース | 1986年 |
内容 | 全12巻 『栄光のナポレオン-エロイカ』は、池田理代子による日本の漫画。 |
あらすじ | 『ベルばら』完結から十二年、満を持して放つフランス史劇第二作。 ベルばらの登場人物も用いながら〈ナポレオン帝国はなぜ崩壊したか〉を描く長篇。 |
#ホームスクール用の本の紹介
— ゆうsaien (@yousaien) May 6, 2020
『栄光のナポレオン 〜エロイカ〜』
ベルサイユのばらの池田理代子さんの漫画でナポレオンが学べる。史実と違う所はネットでチェックしながらR君と一緒に読んでいる。他の国とも絡むので色々知れて楽しい❤ pic.twitter.com/zsPB4gZ6Ij
「ベルばら」読むならコレも読もう、というのがこの漫画「栄光のナポレオン 〜エロイカ〜」です。
宮廷内の出来事を描いた作品ともつながっているのですが、英雄といわれたナポレオンの事を理解するのにはうってつけの作品ではないでしょうか。
「フランス革命」後のナポレオンが皇帝になるまでの成り上がりが分かる、そんな漫画です。
⑮「女帝エカテリーナ」



女帝エカテリーナの生涯を描いた作品
作者 | 池田理代子 |
雑誌名 | 講談社 |
リリース | ー |
内容 | 全4巻 『女帝エカテリーナ』は、池田理代子による日本の漫画。 |
あらすじ | 北ドイツの地方貴族の娘ゾフィー・フォン・アンハルト=ツェルプストは、己が支配する側の道を進むべき人間だという自負があった。 凡庸な容姿を補うために、10歳から教養と知性を身につけるべく努力を重ねたゾフィーは、ピョートル大帝の孫ピョートル・ウルリックと出会い、ロシア帝国の玉座を夢見るようになる。 そして、知識を武器に困難を乗り越え、遂にロシア帝国皇太子ピョートル・ウルリックの公妃の座を射止めたゾフィーは、誰よりもロシア人らしいロシア人になるため、ドイツ名を捨ててエカテリーナ=アレクセーエヴナと名乗り、玉座への階段を1歩踏み出した。 しかしエカテリーナが歩む道の先には、皇帝の座をかけた激しい権力争いの陰謀が待っていた。 |
今日世界史のカーリー先生におすすめされた漫画
— ???? (@yuyu88lily) September 26, 2015
•女帝エカテリーナ(ロシア啓蒙専制君主の人生とは)
•天の涯まで(ポーランド分割に反抗したユーゼス・トニャフトスを描く)
大体こんな感じ?
両作品とも作者は池田理代子さん。読みたい pic.twitter.com/st1rD1Fr2A
主人公のゾフィーはどうしてそこまでして権力者になりたかったのでしょうか。
そんな権力に憑りつかれたゾフィーの物語を描いた漫画がこの「女帝エカテリーナ」です。
歴史を動かすだけの力を手に入れるまでの主人公の野望の凄さがこちらにも伝わり、なんだかヒリヒリするそんな漫画ですね。
⑯「女王エリザベス」



16世紀イギリスで幾田の困難に立ち向かう女王エリザベスを描いた作品
作者 | 池田理代子、宮本えりか |
雑誌名 | フェアベル |
リリース | 1999年 |
内容 | 全1巻 『女王エリザベス』は、池田理代子、宮本えりかによる日本の漫画。 |
あらすじ | 16世紀イギリス。 宗教対立、財政難と混乱の極みの中で、25歳の若きエリザベス女王が即位する。 数々の国内外の脅威にさらされながら、政治の世界で男として生きるエリザベス。 彼女の唯一の心の支えはロバートとの愛だったが…。 イギリスをヨーロッパ随一の列強へと導き、「わが祖国および国民と結婚します」と誓った処女王エリザベスの半生を描いた作品。 |
女王エリザベス
— 紅(もっこり) (@Aqua5Rika) March 21, 2015
ブックオフで買ってもらいました〜❤︎
池田理代子さんの漫画は何れも大好きですっ(((o(*゚▽゚*)o))) pic.twitter.com/788FeM1iBC
池田理代子先生が描く漫画の舞台として中世のヨーロッパは多いのですが、史実に基づいて描かれた作品はどれも素晴らしいと言えます。
この漫画「女王エリザベス」もエリザベス1世がおこなった功績だけではなくその人柄まで詳しく掘り下げられて描かれていてとても勉強になる、そんな作品に仕上がっていますね。
⑰「レタスバーガープリーズ.OK,OK!」



恋愛経験ゼロの歴女が主人公のラブコメディー作品
作者 | 松田奈緒子 |
雑誌名 | 河出書房新社 |
リリース | - |
内容 | 全3巻 『レタスバーガープリーズ.OK,OK!』は、松田奈緒子による日本の漫画。 |
内容2 | 元祖・歴女のヘッポコ・ラブコメディ。 主人公:鞠手ノ公路 綾(30)。 職業:ミステリ作家。 戦国・江戸オタク。 好きな武将:直江兼続。 |
楽しみにしてた、松田奈緒子さんのレタスバーガープリーズ.OK,OK!の完全版が届いた(*^^*)
— ???? t e i h o – ???? (@teiteicat) January 21, 2017
おまけ漫画付きで、各巻3センチ以上あって分厚い~o(^-^o)(o^-^)o
明日ゆっくり読もう(^_^) pic.twitter.com/sMMqNkvzaW
趣味が独特な主人公が「恋愛をしたことがない」というトラウマを乗り越えて、やっとできた大好きな彼氏のために恋愛やオシャレに奮闘する姿が、読み手としてはなんとも歯がゆく、応援さえしてしまいそうになる。
そんな漫画がこの「レタスバーガープリーズ.OK,OK!」です。
少しコミカルで恋愛を応援したくなる漫画ですね。
⑱「雪花の虎」



上杉謙信が女性であったと言う説を題材とした歴史漫画
作者 | 東村アキコ |
雑誌名 | 「ビッグコミックスピリッツ」小学館 |
リリース | 2015年 |
内容 | 全10巻 『雪花の虎』は、東村アキコによる日本の漫画。 |
あらすじ | 戦国の世を、義を貫いて駆け抜けた軍神・上杉謙信。 毘沙門天の化身とされる名将中の名将は、実は、女だった? 時は享禄二年、1529年。 越後の春日山城城主・長尾為景の第3子が誕生する。 不甲斐ない嫡男・晴景に代わる後継ぎとして期待された赤子は、 しかし女児だった。 失望する為景だったが、すぐに決意を新たにする。 「この子を、姫武将として育てる」「名を虎千代とする」と。 強い父、やさしい母、穏やかな兄、健気な姉に囲まれ、小さな山城でお転婆に育つ虎千代。 その双肩に背負う運命の重さを、未だ知るよしもなく……。 東村アキコが挑む本格大河ロマン、 越後の虎、女・上杉謙信の一代記がいま、始まる。 |
『雪花の虎』1・2巻購入〜、謙信女性説を描いた漫画。
— yumi (@TwZnd) February 2, 2017
これおすすめ!序章にて女性説の根拠複数解説、信じるか信じないかはあなた次第、でも夢あるよね…!からの1章の見開き謙信。惚れました…;単純に言うとコメディあり戦国版オスカル。考証には本郷和人先生(平清盛時代考証ぷにょ盛先生)! pic.twitter.com/T9qqR4b7jF
ヒット作だらけの東村アキコ先生が描く本格歴史漫画。
上杉謙信は実は女だったという設定から入ったこの漫画「雪花の虎」は、歴史に弱い読者を勝手に置いてストーリーが進む作品ではない。
ルーズではあるが解説が入っていて歴史モノとしてとても読みやすくなっている。
難しい歴史モノは今すぐやめてこの漫画「雪花の虎」で楽しみましょう。
⑲「真説 ザ・ワールド・イズ・マイン」



とくに理由もなく殺人を重ねる「モンちゃん」と「トシ」、正体不明の巨大生物「ヒグマドン」が起こす騒動に関わる人々の群像劇。
作者 | 新井英樹 |
雑誌名 | KADOKAWA |
リリース | ○○年 |
内容 | 全15巻 『ザ・ワールド・イズ・マイン』は、新井英樹による日本の漫画。 |
東京都内各所で消火器爆弾を設置するモンちゃんとトシの二人組(通称トシモン)は、これといった理由もなく北海道を目指す。 その道中、青森県で成り行きから連続爆破、警察署襲撃、殺人代行といった日本全土を震撼させる無差別テロを開始する。 それは総理大臣までも舞台へと引きずり出す大きな勢いとなる。 時期を同じくして、北海道から津軽海峡を渡ったといわれる謎の巨大生物、ヒグマドンが出現し、人々を惨殺しながら東北を南下していった。 「鉄人」とも呼ばれる熊撃ちの老人と、新聞記者がそれを追いかける。 そして遂に3つの点が秋田県大館市で遭遇する。 ここで初めてヒグマドンの全貌が明かされ、物語はアメリカ大統領すら巻き込み、全世界レベルで進行していく。 |
真説ザ・ワールド・イズ・マインを誰に貸したのか忘れたんですけど、借りてる人居たら私に教えて欲しいし読みたいので返して下さい!この世で3本の指に入る好きな漫画なんです!でも新井英樹なら愛しのアイリーンが一位! pic.twitter.com/iR3YBXVHGu
— 表情 豊 (@hyp39) May 22, 2022
この作品のように「残虐性のあるリアルな犯罪」を繰り返す人物の描写を見るのもつらい部分もあるが、何故そこに至ったのかを考える事も必要かも・・・について描かれている漫画がこの「ザ・ワールド・イズ・マイン」でしょう。
いろんな角度から生と死とは何かについて我々に深く問いかけているような気がします。
自分がしっかりとした精神状態の時になら読むべき作品かもしれませんね。
最後に:杏さんの紹介の漫画は時代を知り世界を知り想像を掻き立てる


いかがでしょうか。
YouTubeの「杏チャンネル」でやっていた「自宅にある自分のイチオシ漫画厳選19作品」。
今回、19タイトルの本をご紹介しましたが、「大人が読んでも勉強になるなぁ・・・」って内容の雑学知識になった漫画本もありました。そして漫画と侮るなかれ、実はレベルの高さに感心した本が多数でした。
センスの高い女優「杏」さんが選ぶ厳選された漫画本を読んで「さすがだなぁ」と感心しました。
また他の違う「おすすめ本」も読みたくなってくるような内容でしたね。
今は、マンガが読みたければ本屋に走らなくても、ネットで好きなマンガがすぐに読めるのでとても便利です。
マンガ代もネットマンガは割引率が高いので、紙の書籍と同じ金額出せば数倍の量読めるのがうれしいですよね。
杏さんがチョイスしている「厳選マンガ」はどれも面白いのですが、他にも色んなジャンルがありますので、よかったらそちらの記事も読んでみてください。
きっと私やあなたの知らない「やみつき」になるマンガがあると思いますよ。


今回も最後まで読んでいただきありがとうございました