10代の時は「知らなかった」で済むが、20代では「知らなかった」で済まされない事が増える。
私も皆さんも同じと思いますが、社会に出て「知らなくて恥をかいた」事ってありませんか?
極端に言うと、世間一般の常識や知識を知らないと、お客様に馬鹿にされ、上司や同僚にまで低く見られることになります。
そのまま30代・40代になるともう取り返しがつかない状態になるのが目に見えています。
今回、そんな20代の人たちに向けてYouTubeのチャンネル「ほんタメ」で役立つ本の紹介をしていました。
今読んでおくことで、社会で馬鹿にされないだけの知識や常識を得ることができますので、しっかり読んで他の人とは一線を介す「人間の幅が大きなデキる20代」になりましょう。
YouTube番組「ほんタメ」の中では、タメになる「本」(漫画や小説など)を紹介しています。
改めて番組内でやっていた内容を書き記しましたので興味あるタイトルや内容があればリンクから検索して読んでみるのもいいかもしれませんね。
また手元に「紙の本」を残してじっくり読むのがおすすめです。忘れないうちに購入しときましょう。
それでは、早速ですが「20代が今すぐ読むべき本 5選」どうぞ。
「20代」に紹介する「今のうちに読むべき本」5タイトル
社会人が選んだ「20代が今すぐ読むべき本 5選」 はこちらになります。
紹介:「ほんタメ」MC「たくみ」が選んだ 3作
① おもろい話し方 芸人だけが知っているウケる会話の法則
作者 | 芝山大補 |
発行元 | ダイヤモンド社 |
内容と感想 | 20代と言うのはどういう時期なのか。 たぶん「始めましての人に会う」時期でしょう。 10代の頃は自分のコミュニティに合う人にしか会わない時期ですが、20代になってからは社会に入って「どういう風にコミュニケーションをとるか」が結構重要になってきます。 この本は、TikTokで、オチをつける方法、話しで笑いを取る方法をひたすら動画で解説していた人「しばぴー」の内容がコミュニケーション本として本になったもの。 この本では、自分がもしお笑いのタイプで言えばどこに属しているかが分かります。 「MC」タイプ、「天然」タイプ、「いじられ」タイプ とか。 TikTokでのテクニックがふんだんに書かれているのですぐにでも役に立つ内容になってます。 何気ない話しでも一つエッセンスを加える事で面白くなる話し方があります。 おもしろい話し方がロジカルに考えられているので人に対して説得力をあげたいと言う人にはおすすめの一冊です。 |
【オススメ:社会】『おもろい話し方 芸人だけが知っているウケる会話の法則』(ダイヤモンド社)
— ジュンク堂書店 大宮高島屋店 (@junk_omiya) September 11, 2022
どうしたら面白い会話になるか、簡単な例と具体的な理論で教えてくれます。
これはやっちゃダメと陥りやすい所も紹介してくれる頼もしい本です。
まずは、無理のないところから始めてみませんか? pic.twitter.com/CKsIHkVvs0
短い言葉でも的確に話せれば、人の心を惹きつけて自分を印象付けることができます。
もしかすると20代ではそれが一番大事のなのかもしれませんね。
② サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福 / サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福
作者 | ユヴァル・ノア・ハラリ 著、柴田裕之 訳 |
発行元 | 河出書房新社 |
内容と感想 | 数年前に爆発的なベストセラーになった作品。 上下巻2巻になっているが、これがもう分厚くて読みにくい・・・(笑)。 どういう内容かと言うと、ひとつの話しが脱線に次ぐ脱線で、結果、たくさんの話しが盛り込まれているため内容が盛りだくさんとなっている。 我々今いる人類(ホモサピエンス)がどうやって地球を牛耳ってきたかの歴史が書かれている。 人って今1種類しかいないけど、5万年以上前は少なくても6種類以上いた。 そいつらを絶滅させて、今の人類は生きている。 でも何でホモサピエンスが台頭できたのか歴史をこの本は追っている。 普通の本ではわからない45億年前からの自分たちに関するヒストリーを学ぼう。 ホモサピエンスが強くなった理由は、「我々は虚構・フィクションを作り出せてそれを信じる力がある」というところ。 結果、進化の過程から知ることで人種に対する意識が変わる。 今のうちに知識を付けておくと「無理解からくる差別はなくせる」はず。 10代は「知らなかった」で済むが、20代では「知らなかった」で済まされない事が増える。 そのことは全ての人が痛いほど感じているはず。 |
おはよーござーい!
— みすあき@5/3-4赤ブー5/5コミティア/手芸家and漫画家(話描いてる人) (@misuakinagoya) April 2, 2023
先日ようやくサピエンス全史読み終わりました!
後半では内容が現代に近づいて、どんどん身近な話しになっていく様は
大河ドラマみたいで面白かったです
上巻で挫折した人が多いらしいですが
下巻が面白いから、地道に読んでみて????※個人の感想です pic.twitter.com/Y86iGt1ZnC
一見、「こんな内容、何の役に立つの??」って思うかもしれません。
でも、世界の成り立ち(歴史・環境問題・人権・消費問題・国家・道徳心など)がこの本で理解できます。
この本を読み終えると、自分自身の視野が大きくなるはず。 ぜひおすすめ。
③ 「ビジネスマナー」基本の基本
作者 | 高岡よしみ著 |
発行元 | PHP研究所 |
内容と感想 | マナーを知らないと怖い時がたくさん出てくる。 最近は、度が過ぎたマナーは無くそうみたいな風潮も多分にあるがそれは確かに賛成できる部分もある。 でも「マナーの存在を否定する」のと「マナーを知る知らない」は別の話し。 気付いてるなら合わせたほうが「不利」にはならない。 マナーは「書き順」みたいなもの。 黒板で文字を書く時に「書き順」が間違っていると人からは「書き順違う・・・」と思われてしまい、「えっ!そんなことも知らないの」って低く見られてしまう。 同様にマナーも知らない事で低く見られるから。 信頼にも関わってくるものなので「マナー」はきちんと覚えておくべき。 |
『「ビジネスマナー」基本の基本』高岡よしみ
— ウチユウ (@dokusyo_utiyu) January 14, 2023
今年から新社会人ということでビジネスマナー本を読みたいと思っていたところ、ほんタメでヨビノリたくみさんがオススメしていたので読んでみました。知らなきゃ恥をかいてしまうことばかり書いてありタメになりました。#読了 pic.twitter.com/HscKjzj0M7
「マナーなんてどうでもいいでしょ・・・」と思う事、ありますか?
でも、たった一つのマナーを欠如しただけで、いくら仕事ができても一瞬にして「ダメなひと」扱いされてしまうのが「マナー」なんです。 一読しとくだけでその不安から逃れられるのでおススメしますね。
④ 手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法
作者 | ミニマリストしぶ |
発行元 | サンクチュアリ出版 |
内容と感想 | 「ミニマリスト」に関する本。 「ミニマリスト」とは、「なるべく物を持たずに生活する」ということ。 「でも、何で20代なの?」 という方、20代は物欲にまみれる時期です。 10代の頃は自分でお金を稼ぐ力がない。 でも20代になってようやく自分の力でお金が入ってくる。 今まで変えなかったものを買ってみたくなる。 かと言ってお金をそんなにはたくさん持っていないのが20代でもある。 じゃあどうするかと言うと、「節約法を勉強する」とか考えるのが一般的です。 でも20代で頑張って節約してなるべく30代・40代に残しておくのは本当に得なのか?は疑問。 そこでひとつの解決法がこの本の内容。 「思想そのものを変えてしまう」 つまり「節約」ではなく、何も持たない事を喜びとする「ミニマリスト」になれば、本当に必要なものが明確化されるので自分の大切にしているものが明確にわかる。 20代としてふさわしいお金の使い方ができるんではないでしょうか。 この感覚を20代の頃に掴むためには、この本は役に立つと言えます。 「物を所有する以外にも経験で得られる喜び」もあると言う事をこの本では伝えています。 |
お勧め本「手ぶらで生きる」しぶ著
— フェレ (@Ferret422) August 30, 2022
お金、時間、人間関係を手放し、自分の人生を取り戻すためのヒントがここに❣️
最小限のお金で生きて、
最大限の自由を手にする
暮らしを自由にする
物を自由にする
体を自由にする
時間を自由にする
思考を自由にする
人間関係を自由にする#手ぶらで生きる pic.twitter.com/HcqhWvHynE
実際、あれもいいなこれもいいなと物欲にまみれてしまうのが私たちです。
でも、周りにいるある程度の年齢の人に聞いてみれば分かりますが、ほとんどの人が「あの時の物欲は無駄だった」「本当に必要なものは他にあった」と言い切るはずです。 少し考え方を変えるだけで自分に必要なお金の使い方が理解できるはずです。 そのためにもこの本は役立つと思います。
⑤ お金のむこうに人がいる 元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが書いた予備知識のいらない経済新入門
作者 | 田内学 |
発行元 | ダイヤモンド社 |
内容と感想 | 経済の入門書。 20代で変わること「お金の考え方」 自分でお金を稼いで自分で考えて使う必要性が出てくる。 ますは「税金」というものにもぶち当たります。 でもわからないことだらけ。 知らないと「損」することもたくさんあります。 お金にまつわる基本をクイズ形式で教えてくれるのがこの本。 お金ってすごく身近で大事なことなのに、考えることを放棄していてとんでもない勘違いをしています。 日本にお金がないならお札を刷ればいいんじゃないの?とか簡単に思いがちだが、何故それをしないのかは理解していないので説明ができない。 また、投資とギャンブルの違いとは? 明確に説明できない自分がいます。 本を読むことで、「思ってたことと少し違うな・・・」というお金の新たな一面に気づくプチどんでん返しがあります。 「早めに知って損することはなし」のこの本です。 |
お金を使うことの本当の意味がわかりました。
— サト|思考する人 (@sato_thinking) December 20, 2021
〝あなたが消費しているのは、お金ではなく、誰かの労働。誰かが働いて、モノが作られる。モノの効用が、誰かを幸せにする。〟
なるほど、目から鱗の経済の本質。この視点は無かったです。とても価値がある一冊でした!
by お金のむこうに人がいる pic.twitter.com/yDFCAafLCh
お金って何なのかを語るのはいつも「経済の専門家」。でも言っていることをいまだに全く理解できない。
この本では、「お金は社会に流れる水」的なことが分かりやすくクイズ方式で書かれていて、読んでみるといかに経済学者がお金の流れをごまかそうとしていたのかがわかる本です。 お金の知識を掴むにはこの本は特におすすめですね。
最後に:早く読めば人間性が数ランクは上がるかも。
いかがでしょうか。
YouTubeのチャンネル「ほんタメ」でやっていた「20代が今すぐ読むべき本 」厳選本。
今回、5タイトルの本をご紹介しましたが、「う~ん、今読んでもタメになる」って内容の雑学知識になった本もありましたが、もちろんレベルの高さに感心した本が多数でした。
何度も言いますが、「20代になったらすぐにでも読んでおいたほうが良い」ということです。
また30代・40代になっても改めて読んでみる価値のある本でした。
また他の違う「おすすめ本」もまだまだ読むべきものはあるんでしょうね。
今は、気に入った本が読みたければ本屋に走らなくても、ネットですぐに手に入れることができるのでとても便利ですよね。
毎日の忙しい最中、本屋でじっくり探すのも大変ですので家まで配達までしてくれるのはうれしい限りです。
ほんタメでチョイスしている「厳選された本」はどれも面白いのですが、他にも色んなジャンル・色んな方のおすすめする良い本がありますので、よかったらそちらの記事も読んでみてください。
きっと私やあなたの知らない「やみつき」になる本があると思いますよ。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。