「本当に面白い小説」を読みたければ、本好きが選ぶ小説を読むのが一番手っ取り早いんです。
私も皆さんも同じと思いますが、「あぁ~、せっかくなら面白いミステリー小説を読みたい」って事ってありませんか?
私なんか本屋さんの前にあるPOPを見て一か八かで買うことが多いです。
「え~い、買っちゃえ」でもいいんですけど、やっぱり本好きの人が「今この本がおもしろいよ」って言ってくれる本を買いたいじゃないですか。
今回、そんな人たちに向けてYouTubeのチャンネル「ほんタメ」でMCのあかりんが「ミステリー1000冊読んだ男が選ぶミステリー小説」の紹介をしていました。
これは面白いって思いましたので購入する本を迷っている人の何かの手助けになれば幸いです。
YouTube番組「ほんタメ」の中では、タメになる「本」(漫画や小説など)を紹介しています。
改めて番組内でやっていた内容を書き記しましたので興味あるタイトルや内容があればリンクから検索して読んでみるのもいいかもしれませんね。
また手元に「紙の本」を残してじっくり読むのがおすすめです。忘れないうちに購入しときましょう。
それでは、早速ですが「ミステリー1000冊読んだ男が選ぶミステリー小説3選」どうぞ。
ミステリー小説が好きな人が選んだ「本当に面白いミステリー小説3選」
本好きほんタメの「たくみ」が選んだ「ミステリー1000冊読んだ男が選ぶミステリー小説3選」 はこちらになります。
ほんタメ MCの「たくみ」が選んだ 3作
今回は、YouTube番組「ほんタメ」の中で紹介された「ミステリー1000冊読んだ男が選ぶミステリー小説3選」のご紹介をさせていただきます。
①『十角館の殺人』
作者 | 綾辻行人 |
発行元 | 講談社 |
内容 | 2007年10月発売 『十角館の殺人』は、綾辻行人による著書。 |
あらすじ | 十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。 館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。 ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける! 1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。 すべてはここから。清冽なる新本格の源流!大学ミステリ研究会の七人が訪れた十角形の奇妙な館の建つ孤島・角島。 メンバーが一人、また一人、殺されていく。「十角館」の刊行から二十年。あの衝撃を再び! |
読書記録60
— suzu (@MtrdRie) August 3, 2023
十角館の殺人#綾辻行人
1986年初刊の名作ミステリー
もう30年以上前の作品なのに、古臭さを感じない!
最初世界観に慣れず(カタカナ名前苦手)、なかなか進まないなぁ…と思いましたが、おぅ…こういう展開…!?と思っている間にあっという間に読み終えてしまいました
面白かったです!#読了 pic.twitter.com/H4hMA1j9YL
孤島と言えば殺人。
ある孤島で半年前に事件が起こる。その孤島にある館が十角館。
そこにミステリー研究会のメンバーが行く。
その殺人は一体どういうものなのか。人気のミステリー小説「館」シリーズの代表作。
この作品は必ず読む価値ありです。
<ここがポイント>
島にいる人、本土にいる人が同時進行で推理していく。
この小説のすごいところは、ある1行で全てが変わるところ。
②『シャドウ』
作者 | 道尾秀介 |
発行元 | 東京創元社 |
内容 | 2009年8月発売 『シャドウ』は、道尾秀介による著書。 |
あらすじ | 人は、死んだらどうなるの? いなくなって、それだけなの。 その会話から三年後、凰介の母は病死した。父と二人だけの生活が始まって数日後、幼馴染みの母親が自殺したのを皮切りに、次々と不幸が……。 父とのささやかな幸せを願う小学五年生の少年が、苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは? いま最も注目される俊英が放つ、巧緻に描かれた傑作!本格ミステリ大賞受賞作。 |
『シャドウ』
— K.books???? (@k_books123) May 27, 2023
▪️著者 道尾秀介
▪️出版社 東京創元社
すべて読了????
~感想 ~
事件です????♂️
¨大¨どんでん返しでした。
良い意味で凄い振り回され
まったく予想外のラスト…。
設定の¨とある病気¨が
凄い効いてる作品????
めっちゃ振り回された ~
道尾秀介先生凄い 。
OMG ~????♂️✨#読了 pic.twitter.com/C6MDjFlnDm
小学校5年生の息子が自分の周りに関わる色々な人の不幸に見舞われていく。
その後育っていくその息子に訪れる驚愕の真実は・・・。
多人数視点のこの作品、とても面白い。
<ここがポイント>
どんでん返しは最後の1発だけで終わらない。実は中盤にもある。
息子の一言で全てが変わっていく。
③『葉桜の季節に君を想うということ』
作者 | 歌野晶午 |
発行元 | 文藝春秋 |
内容 | 2007年5月発売 『葉桜の季節に君を想うということ 』は、歌野晶午による著書。 |
あらすじ | 究極の驚愕、ミステリーの奇蹟がここにある。 素人探偵のもとに持ち込まれた霊感商法事件の意外な顛末、そして…。あなたは最後の一文まで、ただひたすら驚き続けることになる。 「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。 そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして。 あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本。第57回日本推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞受賞。 |
歌野晶午著『葉桜の季節に君を想うということ』読了
— 百日紅 (@pjBcqquyD3O5mE2) February 10, 2021
元探偵成瀬将虎は地下鉄広尾駅で自殺寸前の麻宮さくらを救う。一方、後輩の片思い相手から、おじいさんが殺された、犯人は不審な会社蓬莱倶楽部だと思うので調査して欲しい、との依頼を受ける。
緊迫する調査。最後にこう繋がるとは思わなかった???? pic.twitter.com/1Kl6lj6m92
主人公はパワフルな男「トラさん」。
後輩の「清」に相談された詐欺にあう女性「愛子」、「トラさん」が出会った自殺未遂の女性「さくら」、一見別々に見えたこの2つの事件が奇妙に交錯してくる。一体どういうことなのか。
複数のどんでん返しがあるこの作品、読んでみてください。
<ここがポイント>
伏線が奇妙に張り巡らされていて「絶対に騙される」。
最後に:小説好きな人の選ぶ3選は本当に面白かった
いかがでしょうか。
YouTubeのチャンネル「ほんタメ」でやっていた「ミステリー1000冊読んだ男が選ぶミステリー小説3選」。
今回、紹介した3タイトルの本ですが、「どんでん返しが読めないミステリー小説」が選ばれています。
それは2回・3回と何度も読みたくなるような内容となっています。
この本を読んだことで「普段持っている先入観を捨てる」ことの必要性や「人間心理の魅力」について真剣に考えてしまいましたね。
今回の結論。「小説好きが紹介する作品はすぐにでも読んでおいたほうが良い」ということです。
今は、気に入った本が読みたければ本屋に走らなくても、ネットですぐに手に入れることができるのでとても便利ですよね。
毎日の忙しい最中、本屋でじっくり探すのも大変ですので家まで配達までしてくれるのもうれしい限りです。
番組でチョイスしている「厳選された本」はどれも面白いのですが、他にも色んなジャンル・色んな方のおすすめする良い本がありますので、よかったらそちらの記事も読んでみてください。
きっと私やあなたの知らない「やみつき」になる本があると思いますよ。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。