バイク漫画が大人気です。
1980年代といえば第一次バイクブームの時代。漫画ではバイクに乗った主人公たちが活躍する走り屋・暴走族漫画が全盛の時代です。
この時代には一体どんなバイク漫画が流行したのでしょうか。
今回は1980年代のバイク漫画に絞ってご紹介します。
これから紹介する記事を読んで「古いバイクの漫画をもう一度読んでみたい」と思った人。
実は紙の単行本が手に入りにくい今、古いバイクの漫画を読む方法として「マンガアプリ」がよく使われています。
「バイク漫画」とはオートバイまたはライダー(バイク乗り)を主題にした漫画のことを指します。
そんな「バイク漫画」の中で「古いバイク漫画ってどんな漫画があるんだろう?」って人が結構います。
1980年代当時の当時最新のバイクが描かれた人気漫画を35作品ほどご紹介したいと思います。
今ブームになっているカスタムバイクですが、当時のオリジナルバイクの漫画を読むとそのカッコよさに気づく人は多いと思います。是非この機会に全盛時代のバイク漫画を読んでみてください。案外、ハマるかもしれませんよ。
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紹介:1980年代バイク漫画が懐かしい
1980年代当時のオールドバイクが描かれた人気漫画を35作品ほどご紹介したいと思います。
① あいつとララバイ
バイクと恋と青春と。横浜系フルスロットル物語。
カワサキ750RS・ZIIに乗る主人公が繰り広げる名作バイク・ロマン漫画。
作者 | 楠みちはる |
雑誌名 | 「週刊少年マガジン」講談社 |
リリース | 1981年 |
内容 | 全39巻 『あいつとララバイ』は、楠みちはるによる日本の漫画作品。 横浜を主な舞台に、高校生菱木研二とヒロインの佐藤友美が織り成す青春を描いた漫画。学校生活を中心とした恋愛、不良少年達の抗争、公道バイク競争など多彩な展開をみせる。いずれもバイクが作品の中心に据えられている。 |
あらすじ | 恋愛漫画、不良漫画、バイク漫画などの要素が混在しており、特に前半部分は明確な線引きも難しい構成になっている。 ラブコメ編(1-10巻) 研二と友美の出会いから、恋愛関係が一進一退で発展していく様子を描く。 不良抗争編(3-16巻) 暴力団との抗争、暴走族同士の抗争などに研二が巻き込まれるが、バイクの腕前で解決する。 バイクバトル編(17-39巻) 次々と現れるライバルたちと、公道で速さを競う。ZIIの事故、チューニングなども経験し、研二はライダーとして成長していく。 |
あいつとララバイZ2結構すき pic.twitter.com/8nyGMY4yDI
— ゆうせい短足 (@gsx750s_) October 2, 2022
楠みちはる先生の描くバイクやクルマの漫画はどれも面白いが、バイクの面白さはこの主人公の研二が乗る「750RS・通称Z2」に教えてもらったような気がする。
少しだけ不良チックでありながら、「他のバイク乗りより少しでも速く」というオートバイ乗りすべてに共通する願いを見事に漫画内で表してくれている。出来るなら紙の本で保存しておきたい漫画です。
② ケンタウロスの伝説
ハマ(横浜)のオートバイレーシングチーム「ケンタウロス」の面々と、彼らに感化された若者がレースに出るまでの姿を描く漫画。
作者 | 原作:オサム、脚色・作画:御厨さと美 |
雑誌名 | 「週刊プレイボーイ」 |
リリース | 1981年 |
内容 | 全2巻 『ケンタウロスの伝説』は、原作:オサム、脚色・作画:御厨さと美による日本の漫画作品である。 2輪レーサーだった兄を持つ主人公の箱崎健が横浜でボス、レディ、アーサーをはじめとするバイク集団「ケンタウロス」と知り合い、自らもレーサーへの道をたどっていく。 |
あらすじ | ハマ(横浜)の本牧埠頭の港湾で働く鷺山のケン坊こと箱崎健はいかす女性のライダーを追いかけたが転倒してしまった。 そこに現れた男たちの背中に「KENTAUROS」の文字を見た。 ケンタウロスに触れ、ボスやアーサー、そして謎のある女性レディに接していくうちにライダーの心に触れていく箱崎健は、兄箱崎修二のレース中の事故死という過去を乗り越えて2輪レーサーを目指して成長していくのであった。 |
「600マイルブレンド」を知っていますか?1981年の作品「ケンタウロスの伝説」に描かれた東京から神戸まで一杯のコーヒーを飲みにバイクで日帰りする話です。はじめて読んだときは知りませんでしたが、これは実話なんです。某作品では600マイルではなく、100マイルでしたw https://t.co/Iwa2S6EQz5 pic.twitter.com/5pFthinyL0
— バイクマンガ探偵団⭐︎ (@YasuYasukawa2) January 4, 2020
実在のモーターサイクルクラブの「ケンタウロス」を取材して描いた漫画だけに、架空とはいえストーリーの骨組みがしっかりしている漫画だと思う。
暴走族とは一線を介したモーターサイクルを楽しむ集団にかなり心惹かれるところがある。
若い年代の人間にはわからないバイク乗りの楽しさがこの漫画には詰まっているような気がしますね。
③ ふたり鷹
同じ日に同じ病院で産まれた沢渡鷹と東条鷹は、偶然にもふたりともバイク乗りになっていた。沢渡の友人の死をきっかけに知り合ったふたりは、お互いをライバルとして意識し始め、バイクレースの世界に身を投じていく。
作者 | 新谷かおる |
雑誌名 | 「週刊少年サンデー」小学館 |
リリース | 1981年 |
内容 | 全19巻 『ふたり鷹』は、新谷かおるによる日本の漫画作品。 |
あらすじ | 同じ日に同じ病院で生まれ、「鷹」という同じ名前を持つ沢渡鷹と東条鷹。 沢渡はストリートライダーとして奥多摩でローリング族や暴走族を相手に、東条はレーシングチームに所属する生粋のサーキットレーサーとして日々を過ごしていた。 2人の「鷹」はある日、沢渡のバイク仲間の死をきっかけに出会い、やがて耐久二輪レースの世界でライバルとして互いを高め合い、共に世界の頂点を目指していく。 だがこの2人には、当人たちの知らない出生の秘密が隠されていた…。 |
#全巻あげるから読みたいマンガ教えて
— PICTOMANCER (@pictomancer) August 2, 2020
「ふたり鷹」新谷かおる
この漫画があったからこそバイク乗り始めたんですよ!まだ日本のバイク文化華やかなりし80年代、同じ日に生まれたふたりの“鷹”と熱いバイクと緋沙子かあさんの物語ッ!
さっき、バトルホーク実現化計画見ちゃったので。 pic.twitter.com/vsyp982TTf
入れ替わった子供がレース場でライバルとして再び出会うという悲劇ストーリー性。
そして大型バイクの開発・設計・実車化でのレースという緊張感、でも夢のあるストーリー。
どちらも兼ね揃えているこの漫画は、バイク乗りとして読んで楽しめる漫画として当時は人気が高かった。
サーキットでの耐久レースの過酷さ、実際のバイクでのメンテの大切さはこの漫画で知ることができた。
そんな漫画はこれが最初ではないだろうか。
④ ペリカンロード
進学校の優等生渡辺憲一が自分の殻を破るため乗り始めたオートバイを通じて仲間と出会い、青春を過ごしていく姿を描く学園バイクマンガ。
作者 | 五十嵐浩一 |
雑誌名 | 「少年キング」少年画報社 |
リリース | 1983年 |
内容 | 全8巻 『ペリカンロード』は、五十嵐浩一による日本の漫画作品。 当時ブームだったバイク漫画の一つで、連載されていた『少年キング』では「湘南爆走族」と人気を二分していた。 |
あらすじ | 進学校の優等生渡辺憲一が自分の殻を破るため乗り始めたオートバイを通じて仲間と出会い、青春を過ごしていく姿を描く学園バイクマンガ。 初期はオートバイを題材にした学園ストーリーの要素が強かったが、中盤以降は他の暴走族チームとの闘争、不良外人少年達との生死をかけた乱闘などバイオレンス的な要素も盛り込まれ、また終盤では主人公の進学、恋愛といったことに関する葛藤も描かれていた。 |
高校生だった頃、愛読していたバイク漫画‼️
— ヒロリン〜常磐の青い彗星〜 (@Subaru555Grb) June 1, 2019
ペリカンロード 学園モノとオートバイを軽妙なタッチと線のキレイな絵で見せてくれた面白い漫画でした〜
主人公のバイクがMVX250 Fと言うのがマニアックでした。
大好きだったRZ350乗りのヤチさんカッコ良かった。
MVXネタ ダミーサイレンサーは笑ったね???? pic.twitter.com/SwqTlDHLpE
免許が取れる年齢の16歳になれば誰もがオートバイに乗ってみたい気持ちは押さえきれない。
原付バイクから始まり中型バイクで街中や遠方を走る中で、いろんな人との交流やいざこざでのストレスはこの主人公のようにバイクに乗ってモヤモヤを吹っ飛ばすのが一番いいよなと思わせてくれる漫画。
物語の途中で知り合うFHHのヤチさんの不良っぽさにとんでもなくあこがれた人は多いはず。
今は手に入れるのが難しい漫画だが、見つけたら即ゲットしよう。
⑤ スーパーライダー
主人公・坂巻竜一は、バイクを愛する少年。
プロライダー・立花徹の卑劣な手にかかり仲間を失った竜一は、復讐のためにプロを目指すことに!
作者 | 石渡治 |
雑誌名 | 「少年サンデー」 小学館 |
リリース | 1980年 |
内容 | 全10巻 『スーパーライダー』は、石渡治による日本の漫画作品。 |
あらすじ | 主人公・坂巻竜一は、バイクを愛する少年。 プロライダー・立花徹の卑劣な手にかかり仲間を失った竜一は、復讐のためにプロを目指すことに。 |
今日は漫画家 #石渡治 先生のお誕生日。代表作「スーパーライダー」はバイク小僧だった自分にとってバイブルだった。レーサーとしての坂巻竜一よりもZ750FXに乗っている坂巻竜一にあこがれた。当時、大型二輪免許は高校生にとって絶対にとれない免許だったから。今でもこの漫画を愛読している。 pic.twitter.com/8iyd2MYIlE
— ガキ少将 (@gakisyousyou) May 16, 2020
プロライダーになって友達の敵を討つと言う単純なストーリー漫画だが、今の時代ではあり得ない描写が多数あり、これぞ石渡治先生の世界と言う感じ。
まるでマッドマックスさながらのバイオレンスな戦いも混ざっているのは、80年代の何でもありの時代の漫画だと言えるのではないでしょうか。
とにかくパワーのある時代の漫画を代表しているので、一度読んでみてはいかがでしょうか。
⑥ 街道レーサーGO
街頭レーサー。それは公道を走り抜けながらも、暴走族とは違う誇りを持ったバイク乗りのことである。
「青い流れ星」の通り名を持つ、公道レーサー。
そのスピードは、スーパーカーをも凌駕する。彼は高校生の芥川剛だった。
作者 | 池沢さとし |
雑誌名 | 「となりのヤングジャンプ」 集英社 |
リリース | 1981年 |
内容 | 全3巻 街道レーサーGOは池沢さとしによる日本の漫画。 |
あらすじ | 大型バイクの大パワーを使い街中や峠を最速で走り抜ける輩が全盛の時代、マナーの悪い一部の走り屋を駆逐するために中型の排気量のバイクRZ350(ナナハンキラー)で峠を走り抜ける主人公。 |
昔、ジャンプで池沢さとしさんの街道レーサーGOという漫画が連載していて、
— カズスケ@FHR.VIV. View .ADV150 (@poirecaramel1) December 11, 2021
主人公が乗るバイクがヤマハRZ350でした。
350ccが750ccをぶっちぎって勝つみたいな速いバイクでした。
#影響を受けたバイク #RZ350 #YAMAHA pic.twitter.com/cNPMrVlsW8
パワーでロードを席捲するナナハン(750cc)のバイクが主流の時代に出てきたバイクがこのヤマハのRZ350。当時このRZ350はナナハンキラーとして有名なバイクとして出てきていて、その活躍を描くこの漫画「街道レーサーGO」は中型バイクで大型バイクを抜くという世の中のバイク乗りの夢を描いている漫画としても有名だった。今はもう見れない2ストのナナハンキラー漫画、ぜひ読んでみては。
⑦ 白バイファイター夢之丞変化
歌舞伎役者と白バイ警察官の2つの顔と、眼鏡がないと何もできない三枚目の顔を持つ主人公、島夢之丞が繰り広げるドタバタコメディ。
作者 | 秋本治 |
雑誌名 | 「月刊少年ジャンプ」 集英社 |
リリース | 1982年 |
内容 | 全1巻 白バイファイター 夢之丞変化は秋本治による日本の漫画。 |
あらすじ | 歌舞伎役者と白バイ警察官の2つの顔と、眼鏡がないと何もできない三枚目の顔を持つ主人公、島夢之丞が繰り広げるドタバタコメディ。 |
こち亀の本田君ではありませんw 警視庁奥多摩署の白バイ警官である紀乃国屋 島 夢之丞巡査。なんと歌舞伎役者の三代目!ド近眼の夢之丞が大活躍する秋本治流剣劇バイクマンガ?!白バイファイター夢之丞変化 #SNS非公式のモーターサイクルショー2021 #バイクマンガのモーターサイクルショー2021 pic.twitter.com/lst6CW4m3H
— バイクマンガ探偵団⭐︎ (@YasuYasukawa2) March 26, 2021
秋本治先生は言わずと知れた「こち亀」の作者である。その先生が描いた短編がこの「白バイファイター夢之丞変化」。「こち亀」でも描かれているオートバイを細部まで描く画力にハチャメチャな主人公が乗っかっているさまは「こんな実在の白バイ警官、いるはずない・・・」って感じの大胆なストーリーの漫画です。
「こち亀」のスピンオフ的な要素がたくさんなので、「こち亀」のついでに読んでみましょう。
⑧ AKIRA
近未来都市を舞台にした超能力者を巡る軍や反政府勢力や不良少年の争い、超能力による都市の崩壊とその後の世界を描いたSF漫画。
作者 | 大友克洋 |
雑誌名 | 「となりのヤングジャンプ」 集英社 |
リリース | 1982年 |
内容 | 全6巻 『AKIRA』は、大友克洋による日本の漫画。 近未来都市を舞台にした超能力者を巡る軍や反政府勢力や不良少年の争い、超能力による都市の崩壊とその後の世界を描いたSF漫画。 |
あらすじ | 1982年12月6日午後2時17分、関東地方で「新型爆弾」が炸裂し、東京は崩壊。 これが引き金となり起こった第三次世界大戦から、世界は再建の途上にあった。 舞台は西暦2019年、新型爆弾によって消滅した東京に代わり建立された、爛熟した大都市ネオ東京。 不良少年金田が、ある事件をきっかけに世界を揺るがす巨大な力「アキラ」をめぐる騒動に巻き込まれ、超能力を手にした幼なじみ鉄雄と対決していくさまを描いたSF作品。 緻密に描かれた都市と、その破壊描写、視覚化された超能力者同士の戦闘描写が特徴である。 |
????皆様????
— ????つぎくに よりいち???????????? (@tsukinokokyuu) September 14, 2022
本日も宜しくお願い致します????
????実際には現存しない
欲しかった乗り物はありますか❓
学生時代、ドラえもんの『タイムマシーン』も欲しかったのですが、大友克洋監督の漫画や映画『AKIRA』に出てくる金田モデルの電動バイクが一番欲しかったです????????
????今日も笑顔で過ごしましょう???????? pic.twitter.com/yS7sC90Bpj
読者だけでなくプロの漫画家さんが驚愕した新時代の精密描写を引っ提げて出てきたのが大友克洋先生の描く漫画「AKIRA」。 なんとこの破壊されたビルの破片の描写物を実際に組み合わせると、壊れる前のビルがきちんと出来上がると言われるほどの精密さで描かれているらしい。 描写・構図などこの後の漫画家さんに多大な影響を与えたと言われるこの漫画、必ず手に入れて読もう。
⑨ HiHiHi!
いつまでも走り続けるのにはちゃんとした意味があった。バイクをこよなく愛する若者たちの青春の1ページとは。刺激的な瞬間を楽しみながら駆け抜けるヤンキーの矜持とは。「キリン」の作者・東本昌平初期作品。
作者 | 東本昌平 |
雑誌名 | 「漫画アクション」双葉英社 |
リリース | 1982年 |
内容 | 全2巻 ハイ・ハイ・ハイ! は東本昌平が描く日本の漫画。 いつまでも走り続けるのにはちゃんとした意味があった。 バイクをこよなく愛する若者たちの青春の1ページとは。 刺激的な瞬間を楽しみながら駆け抜けるヤンキーの矜持とは。「キリン」の作者・東本昌平の初期作品がこれ。 |
HiHiHi #5巻以下で完結してるオススメのまんが 『キリン』東本昌平先生の短編集。最後までアクセルは戻さない、この体が燃え尽きようとも………
— MAR-SAN(執筆垢) (@tibesunamarsan) January 7, 2012
この作品が東本昌平先生の原点であり、東本昌平の世界の始まり。
ここから後に続編も入れると50巻以上のバイク漫画「キリン」につながるのだが、まずは初期作品集からこの「ハイ・ハイ・ハイ!」を読んでみる事で東本イズムが自分の体の中に染み込んでくるに違いないと思っている。 かっこいいバイク漫画を読むならまずこの一冊から始めてみるのがおすすめですね。
⑩ 鉄のドンキホーテ
オートバイ競技の1つであるモトクロスをテーマに、熱い戦いが繰り広げられるアクション漫画。
1982~1983年にかけて「週刊少年ジャンプ」に連載された原哲夫の初連載作品で、後の代表作『北斗の拳』に通じるバイオレンス描写も数多く登場する。
作者 | 原哲夫 |
雑誌名 | 「週刊少年ジャンプ」 集英社 |
リリース | 1982年 |
内容 | 既刊2巻 鉄のドンキホーテは原哲夫による日本の漫画。 |
あらすじ | 「おれの名は黒須元 。今日かぎり赤い軍団の頭上にビクトリー・フラッグがはためくことはない」。 うなるマシンに飛び散る血潮。伏に富んだ荒地のコースを鉄の馬で駆け抜け、スピードを競うスポーツ「モトクロス」。 過酷な自然と自分自身との闘いがその真髄。 無敗の年間150勝という偉業を成し遂げた日本モトクロス界最強の「赤い軍団(レッド・アーミー)」の牙城に、「愚かなドンキホーテ」と呼ばれながらも立ちはだかり闘いを挑む孤高の戦士の物語。 原哲夫先生の記念すべき初連載作品。 |
「鉄のドンキホーテ」
— タルバイン@豺 (@talbain_3rd) July 6, 2016
北斗の拳の前に原哲夫先生が連載した作品です。
残念ながらコミック2巻までで打ち切りとなりましたが、バイクモノですがモトクロスが題材の貴重な漫画です。#ジャンプそんな漫画あったな選手権 pic.twitter.com/6I6yJVZ8LR
なかなかモトクロスの迫力ある構図をマンガでは描くのはよほどの画力がないと難しいのだが、まるで北斗の拳に出てくるような屈強な男たちを迫力ある画力で描くこの漫画は、さすが劇画がうまい原哲夫先生ならではだと思わせる画風となっている。
モトクロスだけの世界ではもったいない画力の漫画だな・・・と思っていたらやはり数年後には「北斗の拳」という男の子が心踊らせる漫画となって帰ってきたよ。でもこの漫画も迫力あるので読んでみてね。
⑪ 湘南爆走族
弾丸道路に一つ星。カッコや力じゃなく 「男の信念」をロックンロールに乗せて、湘南海岸を駆け抜ける。その名は湘南爆走族。
作者 | 吉田聡 |
雑誌名 | 「少年KING」 少年画報社 |
リリース | 1982年 |
内容 | 既刊17巻 『湘南爆走族』は、吉田聡による暴走族漫画。 神奈川県の湘南海岸を舞台とし、2代目リーダーの江口洋助をはじめとする暴走族「湘南爆走族」メンバー5人と、地獄の軍団など他の暴走族などの登場人物やグループを中心に友情や恋愛などを描いた漫画。 ギャグの割合が多いものの、喧嘩やバイクバトルなどの描写、グループ間の抗争などシリアスなストーリーも見られる。 |
#東京リベンジャーズ
— FAIZ AXLE (@faiz__Axel) July 30, 2022
の実写映画を先程
TVで観ました
アニメも面白いですよね。
改めて思ったのが#湘南爆走族 #湘爆
は面白いという事。
また漫画全巻
読みたいなぁ。
まだ湘南爆走族を知らない方は
アニメや実写版もありますが
まずは漫画を読む事を
オススメしますよ。 pic.twitter.com/oxRbNKeAeZ
「湘南爆走族」はほとんどがギャグストーリーなのに、時々シリアスな内容をストーリーとして持ってくる漫画であり、この漫画に心惹かれる魅力的な部分がそこにあると言っても過言ではない。
また暴走族漫画と言うカテゴリからは少し離れて学園青春漫画として読むことができるのもこの漫画の大きな特徴ではないだろうか。いまだにバイクに乗る人たちに人気が高い漫画がこの「湘南爆走族」ですね。
⑫ バリバリ伝説
高校生ライダー巨摩 郡がレースの世界に入り、アマチュアから世界チャンピオンになるまでのサクセスストーリー。
作者 | しげの秀一 |
雑誌名 | 「少年マガジン」講談社 |
リリース | 1983年 |
内容 | 全38巻 『バリバリ伝説』は、オートバイ競技(ロードレース)を題材としたしげの秀一による日本の漫画作品。 高校生ライダー巨摩 郡がレースの世界に入り、アマチュアから世界チャンピオンになるまでのサクセスストーリー。 |
あらすじ | 第1部のストーリーは前半は学園コメディと公道バトルが中心であった。 漫画に影響を受けた当時のローリング族達が峠道で公道レースを行い、社会問題にもなった。 ただそういった無軌道な走りに警鐘を鳴らすようなエピソードも盛り込んでいる。 後半以降はサーキットが舞台となり、当時「バイクの甲子園」と言われ盛況だった「鈴鹿4時間耐久ロードレース」(鈴鹿8時間耐久ロードレースの下位レース)が中心となる。 第2部では全日本ロードレース選手権、第3部ではロードレース世界選手権シリーズ(WGP・現MotoGP)が舞台となり、最後は当時のGP500クラス(現MotoGPクラス)でシリーズチャンピオンを決め、連載は終了した。 |
????お疲れさま
— ????OSAMU????????Photo Rider???? (@redmt_07) March 8, 2022
きっと この漫画の
全てが「バリバリ伝説」
読んで感動 鳥肌が立った人
いい影響 受けたライダーさん
たくさん いると思う
しげの秀一 64歳 Birthday????
明日は「だれよりも安全に」
ツーリングしてきまーす????
河津桜みつけて撮影????????????
「それっきゃ ねーやっ!!」 pic.twitter.com/4u7xm6BGQJ
当時の峠族なるものを生み出したのがこの漫画「バリバリ伝説」。かなり影響が大きかった。
漫画としてはリアルな公道の走りからレース場への移行、GP500の世界チャンピオンという進み方で、アメリカンドリームな漫画内容だったように思う。CB750Fや750カタナの人気が異常に高くなったのはこの漫画の主人公とライバルの影響。鈴鹿の4時間耐久レースや8時間耐久レースなどレースの面白さを教えてくれたのもこの漫画ですね。
⑬ セパハン
主人公は普通の高校生・片山高介。愛称セパハン。暴走族の頭だった兄の形見のバイク、マッハIIIを愛車としている。兄の昔の仲間たちと交流を深めるうちに彼らの人間的魅力とバイクの魔力に引き込まれていく。
作者 | 服部かずみ |
雑誌名 | 「となりのヤングジャンプ」 集英社 |
リリース | 198✕年 |
内容 | 全15巻 『セパハン』は、服部かずみによる日本の漫画作品。 |
あらすじ | 『セパハン』のニックネームを持つ主人公の片山高介。 彼の兄であり、3年前に不慮の交通事故死を遂げた暴走族の頭、新二の形見であるマッハIIIを愛車としている。 普通の高校生活を送っていたセパハンだが、ひょんなことから、兄の昔の仲間たちと親交を深めることに。 やがて、バイク乗りの才能を開花させ、バイクレースにも出場することに・・・。 青春バイクロマンの真髄が詰まった作品。 |
バイク漫画の中でもマイナーなのかな?ど直球なタイトル「セパハン」
— フミ(っ’-‘)╮ =͟͟͞͞???? (@TR6940938) March 25, 2019
ストーリーはバリ伝とあいつとララバイを足して2で割った的な。
RZRをレーサーにしたり、GPZ400Rで戦ったりと、いちいち刺さるマシンチョイスがステキ????✨
実家から持ってこようかな pic.twitter.com/nzQrVR7NFV
漫画の中で日本のバイクの名車が多く作画されているが、どのバイクも細部まできれいに再現して描かれていて読みやすい漫画。出会った仲間とレースに出て優勝するまでのストーリーも楽しめる。
⑭ かっとび米熊氏
独身の中年公務員・米熊裕次郎が、バイクライダーになるために奮闘するバイクコミック。
作者 | 北見けんいち |
雑誌名 | 「ビッグコミックス」 小学館 |
リリース | 1984年 |
内容 | 1巻 かっとび米熊氏は、北見けんいちによる日本の漫画作品。 |
あらすじ | 独身の中年公務員・米熊裕次郎が、バイクライダーになるために奮闘するバイクコミック。 「オジン米熊」というアダ名をつけられた29歳の公務員・米熊裕次郎は、妹・咲子の友人・すみ子に一目惚れする。 そしてバイクマニアのすみ子とツーリングの約束をした米熊は、免許もないのに750ccのバイクをローン契約してしまい・・・。 |
80年代にはみんな無茶苦茶バイク好きでさ、バイク漫画も少年誌だけでなくスピリッツなんかにもあって。OL初心者ライダーのほのぼのギャグ、小道迷子『風します?』とか中年になって急にバイクに目覚めたおじさんの話、北見けんいち『かっとび米熊氏』とか。みんなSRX欲しかった。ああ昔話…。
— 渡辺健一 (@kashiwanabe) September 4, 2020
免許を取ってすぐのバイク乗りならわかることが多く描かれていて「そうそう。そうなんだ。」って感じの内容が書かれている漫画でしょうか。オートバイの描写は所どころ「ん?」って感じの部分もあるけれども、そんな細かい部分はあまり気にせずに読み進めるほうがこの漫画「かっとび米熊氏」を純粋に楽しめると思いますね。
⑮ J物語
元・不良少年のジェイが、不良グループやヤクザたちとケンカを繰り広げる作品。
作者 | 楠みちはる |
雑誌名 | 「ヤングマガジン」 講談社 |
リリース | 1983年 |
内容 | 全2巻 『J物語』は、楠みちはるによる日本の漫画。 元・不良少年のジェイが、不良グループやヤクザたちとケンカを繰り広げる作品。 既存の楠の作品とは雰囲気が異なり、コメディ要素は皆無で、クルマ、バイク、恋愛、学生生活といったテーマではなく、ひたすら抗争のみがシリアスに描かれる。 青年誌掲載だけに暴力描写も特に激しく、死者や検挙者が多数出る。 舞台となる街の名前は特に明記されないが、東京か横浜と思われる地名が多数出てくる。 |
あらすじ | 誰もが恐れる男・ジェイが街に戻ってきて、街の不良たちは騒然となる。 ある者は挑み、ある者は利用しようとし、ある者は寄り添おうとする。 死闘の果てにジェイはどこへ向かうのか…。 |
懐かしい漫画買っちゃった????#楠みちはる #j物語 pic.twitter.com/9QdYWbJTyE
— blackz32tt (@blackz32tt) August 25, 2022
今の時代ではありえないが不良同士の抗争を描いた漫画が「J物語」。
楠みちはる先生の作品は横浜が舞台の不良モノがとても多い。「バイクに乗る不良が喧嘩が強くて憧れる」時代は、おそらく横浜が舞台で描かれている漫画がカッコイイとされていたんでしょう。
でも、単純にカッコいいオトコの漫画を読みたければこの漫画は読んでおくべきです。
⑯ ZとうちゃんTHE NO.1
北斗の拳の世界でやるバイク漫画。
父ちゃんと母ちゃん、その二人の愛の結晶であるムスメとムスコが結婚していく物語でもある。
作者 | うすね正俊 |
雑誌名 | 「フレッシュジャンプ」 集英社 |
リリース | 1983年 |
内容 | 1巻 ZとうちゃんTHE NO.1は、うすね正俊による日本の漫画。 |
あらすじ | 北斗の拳の世界でやるバイク漫画。 父ちゃんと母ちゃん、その二人の愛の結晶であるムスメとムスコが結婚していく物語でもある。 |
『ZとうちゃんTHE No.1』
— deep (@deep_kwaidan) May 6, 2021
うすね正俊先生
5篇を収録した短編集。
表題作は「砂ぼうず」につながるMADMAX世界観もたまらない…バイク好きになったのもコレのせいだな。
収録作「コンバットドール」その後の漫画への価値観趣味性変えられた。MaK好きには激推し。#私だけの名作マンガ pic.twitter.com/WgXNSpi7SK
うすね正俊先生はこの作品の後にもバイク漫画「キラーBOY」も描いているほどバイク漫画に長けていてバイク描写はさすが「こち亀」の秋本治先生のアシスタントだっただけあって、機械ものの描写が細かくて違和感がない。
この作品にはバイオレンス漫画の要素もあり、そこに出てくる武器ももちろん丁寧に描かれているので読みやすい漫画になっていると感じる。
⑰ まんがでわかるバイクライフ
「バイクに乗る」「走らす」「ツーリングする」「バイクを持つとどうなる」などのバイクライフに関するほとんどが載っていた本がこの「まんがでわかるバイクライフ」。
作者 | 一本木蛮 |
雑誌名 | 集英社 |
リリース | 1984年 |
内容 | 1巻 「バイクに乗る」「走らす」「ツーリングする」「バイクを持つとどうなる」などのバイクライフに関するほとんどが載っていた本がこの「まんがでわかるバイクライフ」。 |
#これを見た人はバイク乗るきっかけを教えろ
— たう (@taweg9) December 2, 2020
前も語ってた気がするけどもw
小学生でマガジン連載のバリ伝を読み、中学生でチャリダーとなり山へ。
そこで見たFZ400RとNS400Rの走りを見て、ヤマハにコケる。
一本木蛮先生のマンガでわかるバイクライフを読み、脳内妄想に更ける。
そしてRZ50に乗り pic.twitter.com/0RIdIXxUkh
ネットで情報が得れない時代に、バイクライフを楽しく行う為にはどうすればいいのかのマニュアルとなった一冊。当時はこの本を手に入れて読んでからツーリングに出かけていろんな人と交流していたらしい。
⑱ 万歳ハイウェイ
バイクを愛する純情中年・五郎さんと美女たちが織り成す、大人の青春グラフィティ。
作者 | オサム/守村大 |
雑誌名 | 「モーニング」 講談社 |
リリース | ー年 |
内容 | 全13巻 万歳ハイウェイは守村大による日本の漫画。 |
あらすじ | バイク屋の五郎さんは、ヒゲ面の不潔そうな中年男で金はないのに平然とグータラ生きている。 それでも五郎さんには美女を惹きつける不思議な魅力があるのだ。 バイクを愛する純情中年・五郎さんと美女たちが織り成す、大人の青春グラフィティ。 男は顔でも金でもない。心とバイクだ。 |
バイク漫画は買っては売り、を繰り返したけど
— sigure (@sigure51030305) June 29, 2022
さすがに古いものは、もう入手困難になってきたねぇ
古本屋でも見かけません
私が1番好きなのは
万歳ハイウェイ pic.twitter.com/kXlbnARXE4
自由な主人公「五郎さん」がバイクに乗ると「なんて楽しそうに街を走るんだろう」って思う。
自由気ままとはこういう男の人なんだろう。一般社会からははみ出しているかもしれないが、何か大切なものを見せてくれるのがこの漫画「万歳ハイウェイ」です。
⑲ キラーBOY
天真爛漫な天才バイク少年キリコのサーキットの活躍を描いたバイクレース漫画。
作者 | うすね正俊 |
雑誌名 | 「週刊少年ジャンプ」 集英社 |
リリース | 1985年 |
内容 | 全2巻 キラーBOYはうすね正俊による日本の漫画。 |
あらすじ | 主人公・川崎キリコは童顔の少年バイカー。 若干16歳にしてメカニックの己隻明男に才能を見出され、初レースで優勝候補を撃破した「キラーBOY」。 その霧虎がさまざまなレースに参加し、実力や知名度を高め、 トップレーサーへの道をひた走る物語。 |
自分がRZ好きなのは
— 楽描屋のレイリー (@Gundam_R1000R) February 3, 2021
小学生の時に読んだキラーBOYのせいだな pic.twitter.com/bjpmB4FUDz
ドリフト走行をするRZ-Rの姿が当時衝撃を受けた。
「こんなことが出来るんだバイクって」と思わせるような描写がすごくて、マシン自体の描画も細かく描かれていて本当のサーキットってこんな感じなんだろうと思わせてくれた作品。
⑳ 風のノブ
女性とバイクに導かれ、成長していく青年を描く大ビルドゥングス・ロマン。
作者 | 前川K三 |
雑誌名 | サード・ライン |
リリース | ー |
内容 | 全7巻 『風のノブ』は、前川K三による日本の漫画。 女性とバイクに導かれ、成長していく青年を描く大ビルドゥングス・ロマン。 |
あらすじ | 観光地の海岸一帯を支配する大地家には、一樹と野武という二人の跡取り候補がいた。 次期当主と目される一樹と違い、高校生の野武は跡取りに興味はなく、憧れの先輩・高雄が遺してくれたバイクに乗ることに夢中だった。 そんなある日、高雄の彼女だった彩子が、野武の高校に教師として赴任してくる。 3年ぶりに再会した野武と彩子は急速に惹かれあっていく……。 |
助教師と生徒のラブストーリー漫画から始まる。 以後に学校内でその仲を咲かれたストレス発散をバイクで走ることから一気にバイク漫画になるのがこの「風のノブ」。
後はバイクレースチームに入ってグランプリにまで出る物語にその都度起こるトラブルごともうまくストーリー仕立てにして描いている。
㉑ 風を抜け!
アクセルを開ける・・・その瞬間、ライダーは一陣の風となる。
だれよりも速く、だれよりもカッコよく、ただひたすらゴールへ・・・走るからには負けられない。
一文字慧15歳。今、CR125を駆り、全開モトクロス漫画。
作者 | 村上もとか |
雑誌名 | 「となりのヤングジャンプ」 集英社 |
リリース | 1986年 |
内容 | 全13巻 『風を抜け!』は、村上もとかによる日本の漫画。 |
あらすじ | 幼い頃からモトクロスを愛し続けた17歳のケイの物語である。 スーパークロス直前に、アニキ(風祭和人)がレース中に転倒し、上から降ってきたバイクの下敷きになり死亡した。 そんな中、レースで数々の実績を残し、スーパークロスへの出場権にやっと辿り着いた。 しかし、がむしゃらに努力を重ねてきたケイの体は限界に達し、脊椎を損傷してしまう。 世界最速選手達に立ち向かう、17歳のジャパニーズ一文字慧は世界一の座を掴むことができるのか。 |
村上もとかの「風を抜け!」を一気読み中。
— ゴリブ (@251goriboo365) March 26, 2019
いゃあ、漫画読んで手に汗握ったのも、土埃の匂いを感じたのも初めてだわ。しかもモトクロスを知らない&興味がないのに引き込まれる····恐ろしい漫画だこと! pic.twitter.com/3lWAhTGFL5
スピードだけではない、ものすごく荒々しい世界がモトクロスにはあると教えてくれた作品のひとつ。
村上もとか先生の描く漫画の絵柄と構図がモトクロスと言う世界にピッタリだったと感じた。
㉒ ホットロード
悩みを抱えながら、暴走族に憧れ、仲間に入り不良の道を進んでゆく主人公・和希、バイクに命をかけ、死をも恐れず暴走する春山の姿が描かれる。
作者 | 紡木たく |
雑誌名 | 「別冊マーガレット」 集英社 |
リリース | 1986年 |
内容 | 全4巻 『ホットロード』は、紡木たくによる日本の少女漫画。 2013年10月時点で累計発行部数は700万部を記録している |
あらすじ | 悩みを抱えながら、暴走族に憧れ、仲間に入り不良の道を進んでゆく主人公・和希、バイクに命をかけ、死をも恐れず暴走する春山の姿が描かれる。 母から愛されず、自分が誰からも必要とされていないと心を痛める14歳の宮市和希は、学校で周囲と打ち解けられず孤独を抱えていた。 そんなある日、学校の友人である絵里に誘われ不良の春山洋志と出会い、しだいに彼らの世界に自らのよりどころを見いだすようになる。 少しずつ春山にひかれていく和希だったが、暴走族のリーダーとなった春山は反目し合うチームとの激しい争いにしのぎを削ることとなる。 |
なんでバイク好きになん?やっぱり彼氏や旦那の影響?ってよく聞かれるけど…違うんです
— Sol ۞ (@blue_velvet_1_3) April 23, 2022
私は若き頃に読んだ漫画「ホットロード」でCBR400Fに跨る主人公の春山に心奪われた????
当時は春山のモデルは尾崎豊ではないかとか噂があったくらいでしたね✨
あれ以来ずっとバイクに乗りたかった
のよ(*ˊ˘ˋ*) pic.twitter.com/Z74GPaRDrY
優しい絵柄で描かれる不良漫画がこの「ホットロード」。
家庭内での親とのギクシャクした関係と、学校で見かける不良の先輩へのあこがれなどがこの時代にはとても多く、たくさんの学生の心に刺さったのだと思う。
特に女子に人気が高い漫画で、「バイク漫画のおすすめは?」と女子に聞くと必ず「ホットロード」が出てくるのが定番でしたね。いまだに心に刺さる漫画なのでぜひ読んでください。
㉓ TWIN
レーサーの一也に裏切られて自殺を考えていた響は、ケンカでケガをしたヒョオという青年に出会う。響は死にたいというヒョオを自分の家に連れて帰りバイクを教える。ヒョオはやがてその才能が開くこととなる。
作者 | 六田登 |
雑誌名 | 「ビッグコミック」「ヤングサンデー」 小学館 |
リリース | 1986年 |
内容 | 全5巻 『TWIN』は、六田登が描く日本の漫画。 |
あらすじ | 有数の資産家の娘である響は、オートバイレーサーである一也の追っかけをしていた。 ある日、一也が取り巻きの女と浮気する場面を見てしまう。 響は自殺をするためにビルの屋上に登るが、その場で喧嘩をするヒョオと出会う。 死に場所を求めて彷徨うヒョオであったが、響と一也のトラブルに巻き込まれ、オートバイと出会い、そしてサーキットで走り出す。 |
モトラボejさんでお借りしたバイク漫画TWINというのを読破しました
— のぼさん#78 (@gsxr750_fd2) January 13, 2020
バイク漫画と言えばバリバリ伝説がすぐに出てきますが、これもなかなか面白い????
人間ドラマが深い pic.twitter.com/4WEm0vzqiE
死にたいと願う主人公が、バイクの世界に足を突っ込むことでレーサーとなり、自分の抱えている苦悩や死にたい気持ちをこの世界で乗り越えていくと言う漫画。
レースと人間性が交差したこの漫画は深いし、バイクと絡めたことでシリアスな死がどういうものかと向き合う部分も面白い漫画となっている。
㉔ 逮捕しちゃうぞ
美人婦人警官コンビ(辻本夏実と小早川美幸)を主人公とするコメディー。 アクション、カーチェイス、メカなどの要素が満載の漫画がコレ。
作者 | 藤島康介 |
雑誌名 | 「アフタヌーン」 講談社 |
リリース | 1986年 |
内容 | 全5巻 『逮捕しちゃうぞ』は、藤島康介による日本の漫画作品。 美人婦人警官コンビを主人公とするコメディー。 アクション、カーチェイス、メカなどの要素が満載で、日本国外でも人気が高い。 発行部数700万部。 |
あらすじ | 辻本夏実と小早川美幸は婦人警官。 しかしこの2人にハンパな常識は通用しない。 次々に起こるトラブルも、2人の絶妙なコンビネーションにかかればまるで遊園地のアトラクション。 町の安全を守るためスーパーミニパトに乗り込んで、夏実と美幸は今日も行く。 |
藤島康介先生は車・バイク好きで有名な漫画家です。
— オケイハン@複業パパライダー (@okei_hann) July 14, 2020
実際マシンの描写がすごく細かくてしっかりしてます。
僕は「逮捕しちゃうぞ」が好きでアニメをよく見てたんですが、ドゥカティの名前を覚えたのはこの作品だった気がします。
当時はまだバイクに興味を持つ前だったのに不思議なもんです???? pic.twitter.com/rn2uTTQHzh
作者の藤島康介先生がかなりのメカ好きとの事で、バイクや車や小物の描写がかなり細かく描かれている。
主人公2人組の婦警さんの車やバイクのドライブテクニックがもの凄く毎回ハチャメチャな展開が進んでいくのが面白く、こういうところがたくさんの読者に支持されてきた部分だと感じる。
リアル描写のハチャメチャ漫画。是非とも読みましょう。
㉕ 風します?
主人公の月子はバイクが大好きな女の子。 さぁ、今日はどこを走ろうか。
作者 | 小道迷子 |
雑誌名 | 「ビッグコミックスピリッツ」 小学館 |
リリース | 1987年 |
内容 | 全6巻 『風します?』は、小道迷子による日本の4コマ漫画。 |
あらすじ | 小道迷子の傑作四コマ、今回はずばり『バイク』のお話。 主人公の月子はバイクが大好きな女の子。 さぁ、今日はどこを走ろうか。 バイクを落とした月子の目の前に現れた女神様、あなたの落としたバイクは金のバイク?それとも・・・。 半年後に桜の木の下で会う約束をした彼との再会は・・・。 月子のバイクの後ろに乗りたい死神さん・・・。 ヒツジなど多彩なキャラクターもかわいい、小道迷子のギャグが光る、「風します?」 |
漫画でバリバリ伝説や湘南爆走族やふたり鷹やあいつとララバイやキリン等カッコいい漫画がキッカケだったりすると思いますが俺が中免取るキッカケは、風します?でした。
— 澤田健一 (@KS_GARAGERacing) July 19, 2022
俺の生活環境だと、バイク=暴走族でした。興味が無い訳でも無かったけど、この漫画でバイクって旅ができるんだ?となりました???? pic.twitter.com/GGyNIuoEe6
4コマ漫画としてバイクを元ネタにしたものを集めたのが漫画「風します?」。
ツーリングの中でのギャグが面白く、ほのぼのとしながらの笑いがなんとも言えない作品です。
ツーリング自体が多い時代の「あるある」を共感できるこの作品、ぜひ一度読んでみて。
㉖ キリン
エンジンの鼓動が聞こえる。エキゾーストから熱い息吹が吐かれる。
燃える、轟く、加速する・・・。激走のバイク一家人生劇場。走り続ける男たちの永遠のモーターサイクルロマン。
作者 | 東本昌平 |
雑誌名 | 「ヤングキング」 少年画報社 |
リリース | 1987年 |
内容 | 全39巻 『キリン』は、東本昌平による日本のバイク漫画。 |
あらすじ | 中年に差し掛かったキリンと呼ばれる男。 彼はかつてバトルを挑んで敗れたポルシェに、再びカタナで挑戦しようとしていた。 東京から浜松までのノンストップ公道レース、その狂気のスピードに誘われバトルに乱入してくる男たち。 ついにキリンのカタナがポルシェを抜くが、バイクごと海に投げ出されるという結末。 しかしキリンは満足そうに笑う。 そして、キリンの意思はバイク乗りたちに受け継がれていく。 |
キリンってバイク漫画を知ってるかい?上越のラーメン屋にチョースケってラーメンが有るらしい。138km3時間…ラーメン3号で行けるかなぁ? pic.twitter.com/xsMJZudYhz
— キンクマ@one love. (@wifephobia2017) August 9, 2022
東本昌平先生の作品はどれもバイクが題材となっている作品ばかりだが、その中でもこの「キリン」は長期間連載の漫画だった。
指示される理由は何と言ってもこの「バイク=漢」という漢くささプンプンの漫画に間違いない。
多くのバイク乗りが憧れるバイク好きの漫画、それが「キリン」である。
㉗ ヴィナス戦記
人類が植民した金星の二大勢力の軍事衝突を背景に、「アフロディア」の戦闘バイク部隊に志願した少年ヒロの戦いを描く漫画。 第一部(ヒロ編)、第二部(マティウ編)から構成されている。
作者 | 安彦良和 |
雑誌名 | 「コミックNORA」 学習研究社 |
リリース | 1987年 |
内容 | 全4巻 『ヴイナス戦記』は安彦良和が描く漫画。 『アリオン』『クルドの星』に続く安彦の連載漫画としての3作目。 未来の金星を舞台にしたSF作品だが、後の安彦漫画に通じる歴史ドキュメンタリー風のタッチで描かれている。 |
あらすじ | 21世紀初頭。 金星は小惑星(巨大氷塊)との「大衝突(グレート・バンプ)」によって環境が激変(二酸化炭素の大気が宇宙空間に吹き飛び、表面温度が下がり、氷塊が溶けて海を形成し、地軸の傾きと自転速度が変化)し、人類の生活可能な惑星となっていた。 金星の植民が開始されて半世紀余り、金星は強大な軍事力を誇る「イシュタル」と肥沃な国土に恵まれた「アフロディア」の二大自治州に別れ、対立を深めていた。 生きる意味を見いだせないままバイクゲームに興じていたアフロディアの少年ヒロは、軍の技術士官シムスにスカウトされる。 やがてイシュタルの重戦車部隊がアフロディアに侵攻、戦闘バイク部隊「HOUND」の一員として出撃したヒロは、大きな歴史のうねりに呑み込まれていく。 |
アマプラにヴィナス戦記きてるね
— jiyonsumisu (@jiyonsumisu) June 7, 2022
ハウンドのデザインはアニメの1輪車よりも原作漫画の1トンバイクのほうが前輪2輪のシルエットや大きさが「軍馬」のイメージで好み。あと母艦になるキャリアーとの関係とか集団突撃シーンの絵面が「ポスター通りであってほしかったメガフォース」みたいで好きだな pic.twitter.com/oHsl1FnNUW
金星の未来都市の中で、軍用の大型バイクで重戦車部隊に戦いを挑んでいくという近未来SF漫画がこの「ヴィナス戦記」。 バイク漫画というよりはSF漫画の要素が大きいが、SFチックな乗り物に興味がある人はこういう漫画を読むのが楽しいと思う。
㉘ 姫100%
北海道の原野で父とふたりきりで育った錦織姫は、父の死に疑問をもった。 調べていくうちに、謎の蛇の紋章と、父からの警告の手紙を発見! 父の死の謎を解くため東京へ旅立つ姫。
作者 | 赤石路代 |
雑誌名 | 「別冊少女コミック」 小学館 |
リリース | 198×年 |
内容 | 全4巻 『姫100%』は赤石路代が描く漫画。 |
あらすじ | 北海道の原野で父とふたりきりで育った錦織姫は、父の死に疑問をもった。 調べていくうちに、謎の蛇の紋章と、父からの警告の手紙を発見。 父の死の謎を解くため東京へ旅立つ姫を、待ちうけるものは…。 ミッチーが贈る学園サスペンス。 |
“闘う少女漫画”でいうと赤石路代センセイの『姫100%』とか塾の先生のお家で読んでたな~~~多分同時代?かな????? pic.twitter.com/hoF7HVAWLi
— TNM (@monet_monet_cg) February 8, 2020
主人公の女の子はかわいいけれど事件解決のためには男勝りな行動力を発揮する。何でもできるスーパーレディの主人公はバイクにまたがり、ミステリアスな事件を確実に解いていくミステリー漫画。
㉙ サムライダー
サムライダーは武者兜を模したヘルメットと鎧風のプロテクターを付けたバトルスーツを身にまとい、日本刀を武器にする謎のライダー。
GSX1100Sカタナを駆り、警察や暴走族を相手に暴れ回るが、その正体や目的、行動原理は謎に包まれている。
作者 | すぎむらしんいち |
雑誌名 | 「ヤングマガジン」 講談社 |
リリース | 1987年 |
内容 | 全3巻 『サムライダー』は、すぎむらしんいちによる日本の漫画。 |
あらすじ | 『サムライダー’88』(旧題『サムライダー』) 1980年代末(連載当時と同年代)の北海道・札幌市郊外が舞台。主人公たち高校生の青春群像と、不良バイクチームとの抗争の、二つを軸に展開する。 『サムライダー』 20XX年の架空の「現代」を舞台にした近未来SF的な設定の作品。 前作とは一変してシリアスでオカルトなテーマとなる。 日本はアメリカの51番目の州「日本州」という設定で、東京は「性産業特別解放地区TOKYO(通称・風俗特区)」となっている。 事件の舞台は賽木原(さいきばら)市。人口約62,000人で、旧首都である東京から北西へ47マイル(約75km)との事。 |
およそ30年くらい前にヤングマガジンで連載していた漫画があったんですよ。漢字で書いちゃいましたがサムライダーが正式です。てかかなりムチャクチャで面白かったですよ。今ならKindleでも読めるようですw
— サクサカー (@393car) May 4, 2019
プロテクターの方がカッコいいなw pic.twitter.com/rkIiCntqhW
GSX1100に乗る侍の扮装をしたライダー(サムライダー)が、学園や暴走族を相手に傍若無人な振る舞いで大暴れする漫画。
マッドマックスのような世界観がある中で主人公が好き勝手に暴れるバイオレンスバイク漫画かもしれない。
㉚ 左のオクロック!!
平穏な日常生活に疑問を感じる1人の高校生が、自分探しを目的にバイクに乗って旅に出るツーリング作品で、旅先で出会う様々な人々の情や恩、そして帰る場所で待ち続ける人の思いがバイクを通じて主人公を成長させていく日々を描く。
作者 | 新谷かおる |
雑誌名 | 「月刊少年キャプテン」 徳間書店 |
リリース | 1988年 |
内容 | 全2巻 『左のオクロック!!』は、新谷かおるによる日本の漫画。 平穏な日常生活に疑問を感じる1人の高校生が、自分探しを目的にバイクに乗って旅に出るツーリング作品で、旅先で出会う様々な人々の情や恩、そして帰る場所で待ち続ける人の思いがバイクを通じて主人公を成長させていく日々を描く。 |
あらすじ | 主人公・篠崎由宇は高校2年生の優等生。 しかし、最近の彼自身は何かが行き詰っていた。 自分が何をしたいのか? 自分が何者なのか? 反抗期にも似た、しかしそんな疑問もバカバカしくも感じる達観した自分。 やがて彼は部屋に引きこもるようになり、久しぶりに登校したかと思いきや、試験の答案を全教科白紙で提出してしまう。 彼の通う校舎のてっぺんには大きな素通しの時計がある。その時計が影を落とし、生徒達はその影で時刻を知り、その時刻に従って行動をする。 「何かが嫌だ… みんなと同じ右回りの時計は嫌だ…」 由宇はこの単調な生活から抜け出すために、突然思いつきで買い与えられて放置されたままになっていたバイク、ヤマハ・セロー225に乗って旅に出る。 この時初めて、彼は左回りの行動をしてみたのだった。 |
【セローとかいうバイクに乗っちゃってるノンビリライダーさんwww】
— 船橋ミリタリーBARてんちょりーなヒゲ (@zakutohachigaun) August 12, 2018
「左のオクロック」という漫画をお勧めします!
旅に出たくなりますよ~♪
僕はこれを見てラブストーリーを求めた結果、千葉の林道で迷子になりました。 pic.twitter.com/4TDMwxPY21
レースやバトルが多いバイク漫画の中で、ツーリングを描いた作品はとても少ない。
バイクで日本一周をするということは地味に見えるかもしれないけれども、日常の生活から少しでも脱却したいと思うのならば迷わずバイクに乗って外の世界を見てみるのがいいかもしれない。
そんな旅バイク漫画が肩ひじ張らずに見れるのがこの漫画「左のオクロック!!」です。
㉛ GO!GO!爆走ハイスクール
すべてがバイクのバトルで決まるというハチャメチャな校則を持つ高校での物語
作者 | 武田ゆういち |
雑誌名 | 「月刊少年マガジン」 講談社 |
リリース | 1987年 |
内容 | 全4巻 『GO!GO!爆走ハイスクール』は、武田ゆういちによる日本の漫画。 すべてがバイクのバトルで決まるというハチャメチャな校則を持つ高校での物語。 |
最近話題の可愛い女の子が出てきて、高校生がバイクに乗るギャグ漫画といえば…
— しぅたろ (@chibigum100) May 24, 2016
そう、「GO!GO!爆走ハイスクール」ですね pic.twitter.com/dPuTxFl1gB
学園内でバイクバトルっていう設定が今の漫画では考えられないが、ということは他にはない漫画のジャンルが読めると言う事なのではないだろうか。
バイクも細かく描写されているし、設定も唯一無二ということであれば「読んでみるべきバイク漫画」の一つだと思いますね。
㉜ G.P.
今はどこにいるか分からない父親との唯一の繋がりであるバイクレースの世界に身を投じ、成長していく一人の少年の姿を描いた作品。
作者 | とみさわ千夏 |
雑誌名 | 「少年KING」 少年画報社 |
リリース | 1987年 |
内容 | 全3巻 『G.P.』は、とみさわ千夏による日本の漫画。 |
あらすじ | スピードの向こう側が見たくて、ライダーたちは戦う。少年の名は、路追人。 バイクレースでアメリカに渡った父の遺伝子を受け継ぎ、幼少時からポケバイで走り回る。 それから月日は流れ・・・16歳の路追人は筑波にいた。 |
とみさわ千夏さんの「G.P.」。約30年前のマンガですが、SETAのヘルメット、ツナギがセクレテールさん、ミラージュ関東にSSイシイ、そういうの除いてもかなり面白い作品!でも3巻で突如終わってしまうのです(少年キングが休刊…) pic.twitter.com/56BABqjS7W
— 二輪文化を伝える会@二輪歴史浪漫 (@2rin_tsutaeru) August 24, 2016
父親を探すためバイクレースの世界に身を投じる少年の物語。
作中に出てくるバイクは全て実在するものばかりだし、そのバイクを知っている読者に突っ込まれないレベルのマシン描写の細かさもよく描かれていると言える。
さすが「こち亀」秋本先生のアシスタントを長くやっていただけはあると感心した。
㉝ ライダーズラプソディ
原作者、広井の十八番の日本で実際行われた年に一度の某非合法レースを元に描かれた漫画。
作者 | 広井てつお |
雑誌名 | 「ミスターバイク」 |
リリース | 1988年 |
内容 | 『ライダーズ ラプソディ』は、1988年に発刊された『ミスターバイク』誌の5月臨時増刊のタイトル及び、広井てつお原作による同タイトルの日本の漫画作品。 「ライダーズ ラプソディ」は、『ミスターバイク』5月臨時増刊『ライダーズ ラプソディ』として発行されて、その中に同タイトルの作品が収録された、広井てつおバイク漫画作品集である。 また、サブタイトルに「広井てつお特集号」とある。 当然であるが、全作品『ミスターバイク』誌にて掲載されていた作品である。 |
あらすじ | 原作者、広井の十八番の日本で実際行われた年に一度の某非合法レースを元に描かれた作品である。 主人公は、カワサキ・Z2改に乗った男で、各地でアルバイトをしながら旅を続けている。 そんな彼の噂話をする某非合法レースの参加たち。 スタート地での再会、レース中の走行、ゴール地で仲間達と酌み交わす酒等・・・。 それぞれ、そのレースに想いを描きながら。 そんな想いが描かれていた。 |
若い頃の漫画本を思い出す。広井てつお氏の「必勝750免許」を読んで頑張った限定解除。また、作者の体験をつづったMr.バイク増刊の「ライダーズラプソディ」実家の本棚からなくなってたなぁ。多分、弟が持っていったんだろうが、もう一度読んでみたいなぁ。兄弟仲悪いから返しては貰えないだろうし‥????
— 501 (@501_Naka) November 8, 2020
バイク乗りなら必ず毎月読んでいるのがこの雑誌「ミスターバイク」。
そこで掲載されていたこの漫画「ライダーズラプソディ」では非日常の世界が描かれていて自分が現世界ではできそうもない内容が描かれていた。
今は当時の雑誌が入手しにくいのですが、もし見つけたら買っておいたほうが良いでしょうね。
㉞ ああっ女神さまっ
「日常世界に非日常的な存在が現れて活動することにより発生する騒動を描いたラブコメディ」作品
作者 | 藤島康介 |
雑誌名 | 「月刊アフタヌーン」 講談社 |
リリース | 1988年 |
内容 | 全48巻 『ああっ女神さまっ』は、藤島康介による漫画。 日常と北欧神話をベースとした神々や魔族の絡み方に特筆すべき描写が多く、また徹底したドタバタかと思えば淡い青春物語であったり、SFらしい要素を含んだり、モータースポーツ漫画でもあったりといった多様性も見せる。 |
あらすじ | 平凡な大学生・森里螢一は『お助け女神事務所』に間違い電話をかけてしまったことから、鏡の中から現れた女神を名乗る美女・ベルダンディーと出逢う。 いかなる願いであっても「たった一つだけ」叶えると言うベルダンディーに、螢一は「君のような女神に、ずっとそばにいてほしい」と言ってしまった。 不思議な運命に導かれ、うだつの上がらない大学生と、女神の奇妙な同棲生活が始まるのだった。 |
「ああっ女神さまっ」ってラブコメっぽいけど実はバイク漫画だからね! pic.twitter.com/lAG9LVF0iw
— ヤマ (@0928Plus) June 6, 2017
表紙だけ見ると「少女漫画」のような感覚を受けがちだが、内容はきちんとバイク漫画になっている。
北欧神話やラブコメなども絡まってうまく読者を飽きさせないストーリーになっているのがいい。
長年続いていた漫画というのは、絵柄もそうだしストーリーもしっかりしているので安心して読める。
男性も女性も楽しんで読める漫画、それが「ああっ女神さまっ」なんでしょうね。
㉟ あいしてる
横浜を舞台に、運命の女性マリアを探す一人の男の、誕生前から三十歳までの歳月を描いた青春漫画。
作者 | 守村大 |
雑誌名 | 「となりのヤングジャンプ」 集英社 |
リリース | 2016年 |
内容 | 全26巻 『あいしてる』は、守村大による漫画。 横浜を舞台に、運命の女性マリアを探す一人の男の、誕生前から三十歳までの歳月を描いた青春漫画。 単行本にして26巻という長編漫画であり、途中にバイクレースや極道との抗争、またボクシングへの挑戦と、主人公の星野鉄馬が様々な世界に踏み込んでいく。 作中の随所にその時々のヒットソングの歌詞が載せられているところも特徴。 |
あらすじ | 星野鉄馬、30代の青春。 ひとりの男の面白くて悲しき人生を描く、成長ストーリー。 1960年前後、横浜あたり。 夜中オートバイを乗り回す「カミナリ族」の青年・星野鉄兵、22歳。 世界一速いと言われたバイク、トライアンフに跨ったGI(米国兵)と日本人の少女に出会う鉄兵。 売春婦としてGIに抱かれる少女の涙を見た鉄兵は、彼女を救おうと決意する。 少女の名はマリア。 鉄兵とマリアの出会い・・・それは、星野鉄馬の物語の第0章・・・。 |
横浜でバイク漫画なら
— ????????ももちぇっろ???????? (@momocherro) May 25, 2016
守村大さんの〔あいしてる〕がすき
実写で映画にしてくれないかなー#ばっこん pic.twitter.com/j55OfikgQ2
守村大先生の描くバイク漫画は、不良が当時最新のオールドバイクをカッコよくまたがり、喧嘩も女性も全て手に入れる、みたいな漫画が多い。
その中でもこの「あいしてる」は、男の勝手なエゴが満載の漫画だと思う。
国内外の大型バイクを乗り回し、ボクシングも強く、女性も次から次に好きになり、ボクシングの後遺症で昏睡状態で十数年眠った後でも、同じような生活を送る主人公。 ある意味カッコいい。
親父の青春モノを読みたければこの漫画「あいしてる」は外せないだろうね。
最後に:1980年代 バイク漫画が最高潮の時代。今また読むべき時代になった。
いかがでしょうか。
1980年代は各年代中もっと多くバイク漫画が描かれていた「バイク漫画の黄金時代」です。
1980年代のバイク漫画は、「あいつとララバイ」や「バリバリ伝説」に代表されるような大型バイクでの魅力的な主人公が活躍する漫画が多く描かれています。
「走り屋」「レース」「暴走族」「不良」ジャンルのバイク漫画が全盛で、世の中にも国内外の多くのバイクが走り回ってた時代です。今こそこの時代の多くのバイク漫画を読むと改めてその時代がよみがえってきますよね。
ぜひ今回ご紹介したこちらの「1980年代|バイク漫画35作|走り屋・暴走族の黄金時代」を読むことで日頃のストレスを発散してください。
今は、マンガが読みたければ本屋に走らなくても、ネットで好きな漫画やアニメが観れるのでとても便利ですね。
マンガ代もネットマンガは割引率が高いので、紙の書籍と同じ金額出せば数倍の量読めるのがうれしいですよね。
今回の「1980年代のバイク漫画」以外にも、当然他の年代別でも紹介したい漫画があります。
リンク付けときますので、よかったらそちらの記事も読んでみてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。